シャル「って夢を見るなんてなぁ…どうしたんだろ、僕…欲求不満なのかな」ブツブツ
ラウラ(シャルロットの様子が変だな、どうしたのだ?)
シャル「そりゃ、僕だって一夏とならある程度のプレイはしてみたいとおm…って僕はまだ彼女じゃないんだよ!何言ってるのかな!」ブンブン
ラウラ(今度は激しく悶えはじめた…むぅ)
ラウラ「おい、シャルロット」
シャル「うひゃあ!?ラ…ラウラ?あはは、おはよう」
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韓国からポーランドに輸出されるはずだった戦車、軽戦闘機、自走砲などの「K防産」、すべて霧散して夢と終わる可能性も…
6:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/08(木) 15:37:20.35:zOVRiguMO
ラウラ(む?少し様子が戻ったか?)
ラウラ「あぁ、おはよう。そろそろ朝食の時間だ。急ぐぞ」
シャル「え?もうそんな時間!?わかった、急いで着替えるから待ってて!」
ラウラ「了解した」
シャル(流石にこのことはラウラに相談できないよね…)
7:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/08(木) 15:40:02.81:zOVRiguMO
一夏「最低だ…俺…」
一夏「まさかシャルと…その…セック…アレしてる夢見るなんてなぁ。しかも」ピラ
一夏「夢精してるとか…」
一夏「とりあえず、下着洗って…着替えて…食堂に向かうか」
一夏「顔合わせづらいなー…」
10:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/08(木) 15:46:39.16:zOVRiguMO
一夏「しっかしなぁ、今まで女の人とまぁそういう夢はあったけど…」ジャバジャバ
一夏「まさか、知り合いが出るとはなぁ」ジャバジャバ
一夏「確かにシャルは可愛くて性格も成績もいいし、まぁ、自分の生まれにコンプレックスは持ってるけど…」ジャバジャバ
一夏「話しやすいし一緒にいて楽しいし、最近はよく一緒にいる機会も多いし理想的だけど…ん?」キュッ
一夏(ひょっとして俺…シャルのこと好きなんじゃね?)
14:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/08(木) 15:50:22.41:zOVRiguMO
一夏「///」
一夏(まずい!なんか意識しちまった!)
箒『一夏!いるか!そろそろ朝食の時間だぞ!』
一夏「うおおおお!!!?」ドタバタ
箒「おい、まだ寝てるのか…ってなんだ起きてるじゃないか、返事くらいしろ」
15:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/08(木) 15:54:17.10:zOVRiguMO
一夏「お、おう!まぁ、な!」
箒「まったく、どうしていつもお前はこうぽややんと…あ///」カアアッ
一夏「ん?」
箒「ハワワワワ////」
一夏「あ」パンツ
箒「う…う、う」
一夏「いや、違うんだ!箒!!これは」
箒「うわああああ!」バッチコーン
一夏「へぶっ!?」
16:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/08(木) 15:58:25.30:zOVRiguMO
鈴「で、一夏の左頬に綺麗な紅葉が出来たわけね」
セシ「まったく箒さんは粗暴すぎます!淑女ならばこんな時…」
箒「だから今回の件は私が全面的に悪かったと言っているだろう!事実、一夏にはあのあとしっかりと謝った!」
ラウラ「本当か?嫁?」
一夏「ん?あぁ、まぁな」
20:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/08(木) 16:06:16.54:zOVRiguMO
一夏(なんで朝早くにパンツ洗ってたの?って聞かれる前に話題変えないとなー)
ラウラ「なるほど、箒を許そう」
箒「あぁ、そう言ってもらえると助かる…ってなんで私がラウラに許しをもらって安堵してるのだ!」
鈴「あー、食事中だから静かにね」
セシ「そうですわ、女性なんですから如何なる時でも優雅でいることを心掛けてくださいな」
ラウラ「ふん、まったくだ」
箒「貴様らー…!」
22:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/08(木) 16:10:30.92:zOVRiguMO
セシ「そういえば…今日はいつになく大人しいですわね、シャルロットさん」
シャル「ふぇっ!?」
鈴「あー、確かに…いつもなら止めに入るもんね、アンタ。何かあったの?」
シャル「ううん!元気!スッゴく元気だよ!?」
ラウラ「嘘を言うな、今朝のお前の様子は明らか変だったぞ?」
シャル「うぅ…いや、違うんだ。その…なんていうか…」
23:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/08(木) 16:17:59.58:zOVRiguMO
箒「なんていうか?」
シャル「その…そう!ちょっと寝不足なんだ!昨日夜更かししちゃって」
鈴「夜更かしねぇ…ラウラ、本当?」
ラウラ「しらん、いつも私はシャルロットより早く寝るからな」
鈴「あー…そう。一夏は…知ってる訳ないか」
一夏「は!?あぁ、そうだなー知らないなー…アハハハ」
鈴「なに?アンタも寝不足?しゃんとしなさいよ、専用機持ちが不様な真似出来ないんだからね」
一夏「あぁ、分かってるよ。大丈夫、そこまで酷くないしな」
シャル「僕も大丈夫!すぐに目が覚めるよ!」
一夏・シャル「アハハハハハハ」
一夏・シャル(シャル(一夏)と目を合わせられない…)
27:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/08(木) 16:24:58.82:zOVRiguMO
シャル(あーよかったー…箒が騒いでくれたおかげで今朝は助かったよ)
シャル(でも、これからはそうはいかないよね…なんとかして今のうちに馴れないと)
生徒A「デュノアさん!」
シャル「ん?なにかな?」
生徒A「今日の宿題でわからないことがあって…出来れば教えて欲しいんだけど」
シャル「うん、いいよ!どこ?」
30:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/08(木) 16:29:53.84:zOVRiguMO
一夏(今日は箒が弄られてくれたおかげで助かった…)ボーッ
一夏(左頬は痛かったがシャルと変な空気になるのに比べれば安いもんだ。でも、まぁ…)チラッ
一夏(シャルとなんとか普通に顔を合わせられるようにしないとな)
一夏(しっかし可愛いよなー…)
シャル「うん、いいよ!どこ?」
一夏(勉強も出来るんだよなー…)ボーッ
31:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/08(木) 16:34:27.32:zOVRiguMO
一夏(やっぱ本国に彼氏いるのかな…)
一夏「いるかもなー」ハァッ
箒「何溜息をついているのだ、一夏」
一夏「うおっ!?」ガタッ
セシ「そうですわ、溜息の数だけ幸せが逃げると昔から言いますし…」
ラウラ「何より士気の低下は戦力の低下にも繋がる。気をつけるんだな」
一夏「ん、あぁ、わかった。気をつけるよ」
63:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/08(木) 18:57:33.83:6MYYWARl0
93: 忍法帖【Lv=40,xxxPT】 :2011/12/08(木) 20:39:12.83:r1Opthx90
110:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/08(木) 21:28:16.42:zOVRiguMO
シャル「…という感じなんだけど、分かったかな?」
生徒A「…えーと、うん!もうバッチリ!ありがとうね、デュノアさん。私、今日当てられる番だったから」
シャル「うん、頑張ってね」
一夏「よ、よう…お疲れ様…!」オドオド
シャル「ひゃわあ!?あぁ、うん、ありがとう」アセアセ
111:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/08(木) 21:33:25.12:zOVRiguMO
一夏「…………」
シャル「………」
一夏(改めて向かい合ってみると…何喋ればいいのか全然わかんね!)
シャル(昨日までは普通に話せてたよね?なんで?)
一夏・シャル(えーと話題話題…)
一夏(実は昨日見た淫夢にお前が出て来ちゃってさー!とでも言うか!?)
シャル(実は昨日、一夏とHなことする夢見ちゃって…とか?)
一夏・シャル(いやいや、ないない!)
115:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/08(木) 21:38:05.81:zOVRiguMO
一夏「あー、えーとさ、実は昨日の夜さ…」オドオド
一夏(あれ?何話すつもりだよ、俺!?)
シャル「へ!?うん、何かな!?」アワワワ
シャル(昨日の夜!?昨日の夜って、僕は~~~!!!何思い出してるのかな、僕は!?///)
キーンコーンカーンコーン
千冬「席につけー生徒共ー」スタスタ
一夏・シャル「」
119:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/08(木) 21:43:50.50:zOVRiguMO
千冬「おい、どうした。織斑にデュノア、着席しろ」
シャル「ハイ…」スゴスゴ
一夏「うーっす」
バシン!!!
一夏「痛ァ!」
千冬「返事はハイだ。ハキハキと1回だけ答えればいい」
一夏「ハイ…」
125:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/08(木) 21:48:04.68:zOVRiguMO
クスクス
一夏「ぐぬぬ」
箒(一夏の奴、何を呆けているのだ!)
セシ(いつもどこか抜けてらっしゃる方だと思ってはいましたが)
ラウラ(今日は特に酷いな)
シャル「ハァ」ボー
ラウラ(こっちもな)
130:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/08(木) 21:53:51.22:zOVRiguMO
千冬「では、号令!」
キリーツレイ!
オネガイシマース!
一夏(いかんいかん!とりあえず、今は目の前の授業に集中だ。
ただでさえ授業に取り残されてるってに、これ以上はマズイな)
シャル(どうしよう…さっきまで忘れられてたのにまた思い出して来ちゃったよ…!授業に集中しないと!)
千冬「では、先日出した課題の件だが…」
136:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/08(木) 22:00:23.33:zOVRiguMO
キーンコーンカーンコーン
千冬「む、もう時間か。授業終了だ。次の時間は訓練だ、遅れるなよ」
キリーツレイ
アリガトウゴザイマシター
一夏「やれやれ、やっと終わったか…」
箒「まったく、どうしたのだ一夏。いつも以上に弛んでいるではないか」
セシ「どこか体調でも優れないとか?でしたら、保健室にでも…」
137:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/08(木) 22:06:01.22:zOVRiguMO
一夏「いやいや、そこまで安静にしなくても大丈夫だって」
セシ「ですが…」
一夏「大丈夫だから」
一夏(体よりも精神がヤバいんだって…)
138:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/08(木) 22:07:30.46:zOVRiguMO
シャル「ふぅ…」
シャル(なんとか気にならないように出来た…このまま頑張ろう)
ラウラ「シャルロット」
シャル「ん?ラウラ、どうかしたの?」
ラウラ「やはり、今日のお前はどこかおかしい。保健室に行くぞ」
シャル「寝不足なだけだよ、大袈裟だなぁ」
140:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/08(木) 22:12:32.62:zOVRiguMO
ラウラ「では、次の時間は休め。安静にしていてくれ」
シャル「だから大丈夫だって。どうしたの?ラウラ、今日は凄く心配性だなぁ」
ラウラ「むぅ…」
シャル「自分の体調のことは自分が一番よくわかってるからさ、ね?」
ラウラ「私はお前のルームメイトで大切な友人だ。だから、友人の異変くらいすぐにわかるぞ」
154:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/08(木) 23:07:45.70:zOVRiguMO
シャル「………」
ラウラ「……」オロオロ
シャル「うん、わかった。それじゃあ、もし次の授業で何かおかしな所があったらラウラが止める。それでいいかな?」
ラウラ「!!!」パァァァァッ
ラウラ「あぁ!それでいい!約束だぞ!」
シャル「わかった、約束だね」
シャル(ありがとね、ラウラ)
158:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/08(木) 23:19:39.48:zOVRiguMO
男子更衣室
一夏「やれやれ…やっと一人になれた…」
一夏「今のうちに煩悩を消しさらないとな」
一夏「そういえば、ちょっと前はシャルがここで着替えてたんだよな」
一夏「ここで…正確にはここら辺で」
一夏「ここら…辺で…」ウロウロ
160:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/08(木) 23:26:30.96:zOVRiguMO
一夏「……」(意味もなく深呼吸)
一夏「……」(深呼吸2回目)
一夏「!!」ハッ!?
一夏「違う!違うだろ!?そうじゃないだろ!?」
一夏「今俺は何をした!?深呼吸?そう、深呼吸だ!」
一夏「落ち着くんだ!俺!煩悩なんて消し去れ!」
一夏「うおああああああああああああああああああああ!!!!!!」
166:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/08(木) 23:39:07.11:zOVRiguMO
女子更衣室
ウオアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!
セシ「!?なんですの!?この雄叫びは!?」
箒「まるで肉食獣の如き咆哮だな…しかし、どこかで聞いたことがあるような…」
ラウラ「狼か?珍しいな、日本にもいるのか」
シャル「いやいや、狼なんてこの近辺にはいないよ、ラウラ」
セシ「シャルロットさん!お体の方はもう大丈夫でして?」
シャル「うん、おかげさまで。それにもし何かあっても今度はラウラがいるから大丈夫
だよ」
セシ「ラウラさんが?どういう意味ですの?」
ラウラ「ルームメイトの秘密という奴だ」
シャル「そういうこと♪」
箒「???」
168:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/08(木) 23:43:43.19:zOVRiguMO
シャル「さっ、準備しよ」
ラウラ「うむ」
箒(まぁ、元に戻ったのだからそれでいいか)
セシ(なーんか納得いきませんわー)グヌヌ
生徒B「皆、準備出来た?それじゃグラウンドに行くよ!」
169:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/08(木) 23:48:17.81:zOVRiguMO
箒「お、もう一夏がグラウンドにいるではないか」
一夏「……!」スクワット
ラウラ「そのようだな。それにあのウォーミングアップの力の入れよう、かなりの覚悟でこの訓練に臨むらしい」
セシ「いや、あれはどう見ても力いれすぎな気が…」
一夏「……!」カタテウデタテ
箒「確かに目つきがどこか怖くなってるような…」
171:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/08(木) 23:55:44.56:zOVRiguMO
箒「シャルロットの調子が良くなったと思ったら、今度は一夏がおかしくなるとは…一
体どうなってるんだ?」
一夏「……!」サンボンユビタテ
千冬「よし、全員集合したな。整列!織斑も自主練はそこまでにしろ」
一夏「ハイ!!」
千冬「う、うむ…覇気があるのは素晴らしい。訓練もその意気で臨むように」ビクッ
一夏「ハイ!!」
千冬(一体何があった)
172:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/09(金) 00:00:03.37:NL3PB5uP0
千冬「今回の授業はクロスレンジとミドルレンジの戦闘距離についてだ」
千冬「座学で理屈は知ってるかもしれんが今回は実際に体感してもらう」
一同「ハイ!!」
千冬「では、実際にやってもらうことにしよう。では…」
千冬「デュノアと織斑、実際にやってみろ!」
シャル「ハ…えええ!?」
一夏「ハ…ウェ!?」
173:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/09(金) 00:03:05.01:G7pUlyqu0
千冬「聞こえなかったのか!織斑、デュノア前に出ろ」
千冬「お前たちの装備や相性を考えた結果、最適だと判断した。専用機乗りの意地を見せてみろ!」
一夏・シャル「………」
シャル「…はい」
一夏「ハイ…」
174:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/09(金) 00:11:07.52:3kjqhaJDO
シャル「よろしくね、一夏」
一夏「お、おう…」
シャル(ラウラには大丈夫、って言ったもの…
まさかいきなりこんな修羅場なんて想像してなかったよ)
一夏(どうするよ、俺…こんなところで無様な真似は出来ないぞ…
とりあえず振り切れ、煩悩をすべて振り切るんだ俺!)
シャル(あ、ラウラが心配そうな顔してコッチ見てる大丈夫、大丈夫だよ~)手を振る
(あ、笑った。可愛いなぁ、ラウラ…)
千冬「それでは各自、ISを展開しろ!」
一夏・シャル「はい!!」
176:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/09(金) 00:13:14.52:G7pUlyqu0
<IS展開>
一夏(平常心平常心)
シャル(いつも通りいつも通り)
一夏・シャル(昨日の夜のことなんて考えるな…ただ今は相手に集中しろ)
ラウラ「シャルロット…」ハラハラ
一夏・シャル(ん?相手?)
179:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/09(金) 00:16:11.92:G7pUlyqu0
一夏・シャル(相手は)
一夏(シャル)
シャル(一夏)
一夏・シャル(ああああああああああああああ!!!!!?)
183:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/09(金) 00:27:33.55:3kjqhaJDO
一夏side
俺はシャルの体に手を這わせる。ゆっくりと、それでいて彼女の理性を侵食するように
大胆に。
乳房を優しく揉む。切なげな吐息が聞こえ、俺は言い様のない充足感を得る。
これだ、この声が聴きたかった…ともすれば拒絶を訴えるようなこの声。
しかし、俺にはこれが次なる愛撫を求める懇願の嬌声だと確信を持ってわかる。
それは何故か?
そんなの簡単だ。シャルの熱にうるんだ瞳、俺の体を離すまいと快楽に悶える四肢、そ
して何よりも何回にも及ぶ彼女の夜との経験…
それら全てが彼女がまだ欲している、と俺の本能に訴えかけてくるのだ。
その反応に俺は満足し、乳房を強く揉む。より大きな嬌声。
乳房の先端の突起物を口に含み弄ぶ、声にならない声。息を吐くことが精いっぱいで声
帯を使う余裕すらないといったところだ。
しかし、シャルの瞳は絶えず何かを求め続けるように潤んだまま、いや、その奥にある
情念はさらに強さを増したともいえる。
いいだろう、俺は嗜虐的な笑みを浮かべ、そして…
184:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/09(金) 00:29:35.59:3kjqhaJDO
シャルside
一夏が僕の体を弄る。何度重ねたかわからない行為、だけれど僕の体は常に淫らに反応してしまう。
一夏が僕の胸を揉む。優しく…という表現とはちょっと違う。どちらかというと焦らしてるのだと思う。僕の理性を崩すために。
いいよ、一夏が望んでくれるんだったら僕はどこまでも淫らになってみせる。
そんな僕の気持ちに答えたのか、それともすでに反応していたのか、一夏の愛撫に僕は嬌声をあげ、只々受け入れる。
もっとしてほしい、もっと一夏を感じたい。
色々とまじった感情をぶつけるかのように僕は四肢で一夏の体を、心を抱きしめる。
ようやく一夏の愛撫が本格化した、胸を強く揉み、乳首を口で弄ぶ。
声を上げることすらままならない、ただ息をするのみ。だけど、まだ足りない…もっとしてほしい。
息が上がりすぎているためにその感情を言葉に乗せることはできない、なので瞳で訴える。
一夏が野性的な笑みを浮かべる、よかった、通じたんだ…僕は精いっぱいの笑顔を見せる
そして…
185:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/09(金) 00:32:00.49:G7pUlyqu0
一夏・シャル「うおああああああああああああ!!!!!!」
一夏(何俺は昨日の淫夢を思い返してるんだよおおお!!)
シャル(今、僕、昨日の思い出してたよね!?何やってるんだよ僕はあああ!?)
一夏(まずい!!)
シャル(このままじゃまずい!!)
187:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/09(金) 00:35:37.38:3kjqhaJDO
シャル「織斑先生!」
一夏「千冬姉ェ!」
千冬「うぉ…!なんだ!それに織斑!授業中は織斑先s…」ビクゥ
一夏「織斑先生!」
千冬「……あぁ」タジタジ
一夏・シャル「合図お願いします!!」
千冬「いや、別にお前達のタイミングで…」
2人「お願いします!!!」
189:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/09(金) 00:37:02.48:G7pUlyqu0
千冬「あぁ、わかったよ…」
千冬(一体なんだというんだ…)
ラウラ「ハッ!?まずい!シャルr…」
千冬「はじめ!!!!」
一夏・シャル「うおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!」
カッ!
194:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/09(金) 00:46:24.31:3kjqhaJDO
<昼休み>
鈴「で、少年漫画の如く雄たけびを上げた結果2人は激しいドッグファイトを展開し、どっかで操縦ミスって垂直降下失敗」
鈴「今に至るって訳ね…」
シャル「うん…」
一夏「おっしゃる通り…」
鈴「バッカじゃないの!?」
ラウラ「本当に心配したんだぞ!」
シャル「ごめんね、ラウラ…」
箒「2人とも軽い脳震盪のみ、後遺症はないのが奇跡みたいなものだぞ。今後は気を付けるんだな」
セシ「しばらくの間、文字通り頭を冷やしてくださいましな」
一夏・シャル「ハイ…」
204:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/09(金) 01:02:07.81:3kjqhaJDO
シャル「午前の授業はそのせいで出席出来なかったけど…」
一夏「午後の授業で完全復活だからさ!」
シャル「御心配おかけしました」
一夏「しましたー」
ラウラ「もう2人に無茶はさせられんな」
一夏「今度こそ大丈夫だって、ラウラ!」
シャル「そうそう、今度やる基礎訓練の補習も必ず合格するからさ」
一夏(あれ?)
シャル(僕達)
一夏・シャル(普通に会話出来てる?)
205:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/09(金) 01:06:07.52:G7pUlyqu0
ラウラ「補習?」
一夏「そ、今回の訓練で基礎的な所でミスしたからな。今度の休日返上して基礎訓練の補習だってさ」
シャル「織斑先生の監視の下でね…」
鈴「ねぇ、この3人…」ヒソヒソ
箒「奇遇だな、私も同じことを思った」
セシ「同じく、ですわ」
3人「「「なんか家族みたい」」」
215:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/09(金) 01:18:39.27:3kjqhaJDO
<放課後・一夏自室>
一夏「ってことがあってさ、やっぱり俺ってシャルのこと…好き…なんだよな…って気
づいたんだよ」
一夏「どうしよう!意識したらなんか緊張してきた!」
一夏「どうしよう!弾!!」
弾『知るか!!ってかんなことで俺に電話してくるな!お前!』
一夏「だってこういうこと話せるのお前しかいないし…」
弾『あー…そういやそうだったね…、ジョシコウカヨッテルンダモンネオマエ、ウラヤ
マシー』
一夏「でさ、どうしよう!」
219:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/09(金) 01:23:24.81:3kjqhaJDO
弾『いや、どうしようってお前…そんなのあとはこk』
一夏「ん?どうした?」
弾『いや、その先の答えはお前が見つけろや』
一夏「え?どうしてだよ!?」
弾『俺は妹の味方でいたいんでね、悪いがこれ以上何も話したくないな』
一夏「は!?どういうことだよ!なんで蘭が出てくるんだ?」
弾『カーッ!これだから…まぁ、いい!そのうちまた遊びに来いよ!』
一夏「は!?」
弾『じゃあなっ!』ガチャッツーツー
221:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/09(金) 01:26:28.40:G7pUlyqu0
一夏「なんだよ、勝手に切って…」
一夏「ホント、これからどうしようかな」
一夏「まぁ、いいや。とりあえず今日は寝よう、なんか疲れた」
275:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/09(金) 10:01:47.28:G7pUlyqu0
<数日後~補習前日~・一夏自室>
一夏「ただいま~」
一夏「あれから特に進展はなし…」
一夏「それに加えて、明日は千冬姉の補習があるし…」ハァ
一夏「」ムラムラ
<同時刻・シャル、ラウラ自室>
ラウラ「そういえば、シャルロット」
シャル「ん?なぁに?
ラウラ「翌日の補習の試験、どこでやるのだ?」」
281:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/09(金) 10:21:39.97:G7pUlyqu0
シャル「あ…」
ラウラ「知らないのか?」
シャル「そういえば…あの日色々あって、結局聞いてなかったんだよ…」
ラウラ「今から教官に聞きに行くのは」
シャル「多分、相当怒られちゃうと思うから…出来ればパスで…」
ラウラ「では」
シャル「一夏に聞きに行くしかないかな…」
284:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/09(金) 10:39:13.52:3kjqhaJDO
一夏(取り出したるはいつぞやの水着姿のシャルの写真
偶然にも横に俺も写っているため、男の俺でも堂々と買えた奇跡の一枚だ)
一夏「そして…」
一夏(机の引き出し、の上の板を取り外し秘蔵の本を出す。表紙にはジャージ娘特集!と書かれている)
(折り目が付いているために、簡単にお目当てのページが見つかった。)
(ルームメイトだったころ、シャルが着ていたのに似ている)
一夏「♪」
287:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/09(金) 10:48:00.77:3kjqhaJDO
一夏(俺はそのページの横に例の写真を置き)
一夏「………」コスコスコスコス
一夏(あのときの俺に言ってやりたい
迂闊なことをするなと、軽率なことをするなと、見て見ぬフリをするなと、もっと注意を払えと!
運命という名の女神は、思った以上にずっと性悪でいつでも戯れの糸をおまえの周囲に張り巡らせているのだと…!)
<同時刻・シャル、ラウラ部屋>
シャル「うーん、ダメだ…一夏ってば携帯に出ないや…」
ラウラ「もしかしたら本日の課題をしているのかもしれんな。こうなっては聞きに行くしかないだろう」
シャル「そうみたいだね、僕ちょっと一夏の部屋に行ってくるよ」
291:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/09(金) 11:03:15.54:3kjqhaJDO
シャル(あの一件から僕はなんとか例の夢を脳の片隅に追いやることが出来た)
(といってもアレは所詮夢の中の出来事だったわけで…保健室で休んだり、皆と
過ごしているうちに、頭から消え去っていただけなんだけれど)
シャル「一夏、部屋にいるかなー」
<一夏自室>
一夏(俺のコンサートは今まさに最高潮だ。シャルのジャージの下のみを脱がし、上は胸だけが見えるような形になっている)
(こういったコスチュームプレイで全裸にするのは愚の骨頂、半裸にしてこそそのパフォーマンスが最大限に発揮される)
一夏「シャル…!シャル…!!」
一夏(今回のシャルは受けだ。
昨日(の妄想で)は俺の上に跨るという非常にアグレッシブな一面を見せたものだが、この誘い受けの体制こそ彼女らしいといえよう)
293:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/09(金) 11:05:34.06:G7pUlyqu0
シャル「一夏ー、いるー?」コンコン
???「フォオオオオオフォオオオオオオ」(消え入りそうな声)
シャル「…………?」
シャル「なんだろ?風切り声かな?窓開いてたり?」
シャル「一夏ー!僕だけど!シャルだけど!」コンコンコンコン
303:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/09(金) 11:27:47.45:W9E/EB/0i
一夏「うぉおおおおお!!シャル!シャル!!」コスコスコス
シャル「もしかして泥棒…!?どうしよう!」オタオタ
一夏「可愛いよ!可愛いよ!!」
シャル「ごめんね、一夏…!勝手に入るから!」
一夏「シャル!イくぞ!!」クァッ
シャル「そこまでだよ!!」バン!!
一夏・シャル「「あ」」
310:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/09(金) 11:44:43.80:G7pUlyqu0
シャル「なんだ…一夏いるんじゃ…あ////」
一夏「あ…うぁ…」
シャル「えーと…その…」
一夏「いや、これはだな…えーと…お前の名前じゃなくて、えーと…」
シャル「知ってるから!僕!昔、保健の授業でこういうことしなきゃ男の人は大変って!」
一夏「え、いや、まぁ、そうなんだけど…」
313:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/09(金) 11:48:32.57:G7pUlyqu0
シャル「大丈夫!!大丈夫だから!!////」
一夏「いや、大丈夫って…俺はあんまり大丈夫じゃ…」
シャル「忘れるから!他の人には言わないから!!//////」
一夏「あの、そのだな…!」
シャル「それじゃあ邪魔しちゃってごめんね!ごゆっくり!あとお休み!!」ダッ
一夏「………」
316:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/09(金) 11:52:33.31:y+yKoDL20
一夏「………」
一夏「」ポチポチ
<同時刻・五反田亭>
弾「ん?一夏からメールだ…どれどれ?」ポチ
一夏『好きな子をオカズにしながらオ◯ニーしてるところを好きな子に見られた。
あと、面白い死に方教えて』
弾「………」(敬礼
蘭「兄ィ!ちょっと早くお店手伝ってよ…って何敬礼してるのよ、携帯に向かって…」
弾「散っていた者の鎮魂だ…」
蘭「は?」
330:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/09(金) 12:24:02.21:3kjqhaJDO
一夏「」(ベッドに倒れこむ)
一夏「シニタイ…面白くシニタイ」グヌヌヌヌ
一夏「あー…どうしよう…確実に引かれた…下手したらオカズのネタも見られた…」
一夏「あーうー…ん?メール?ラウラからだ」
ラウラ『あしたのほしゅうはどこでおこなわれるのだ?しゃるろっとがききにくそうにしてたからわたしからきいてみた』
一夏「」
一夏「10:00にアリーナ登場口に集合だ、っと…」
331:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/09(金) 12:26:45.41:G7pUlyqu0
一夏「あー死にたい…」チラッ(白式を見る
一夏「ISって自爆機能ついてないのかな…」ジーッ
一夏「よし、ちょっと調べよう!」
(数十分経過)
IS『登録認証コードが違います。自爆機能の展開は許可できません』
一夏「ですよね!!」
333:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/09(金) 12:33:46.00:3kjqhaJDO
シャル「////」
シャル(見ちゃった、見ちゃったよう!男の人の!しかも一夏の!)
シャル(よくソーセージとかで例えられるけど全然違うじゃないか!もっと狂暴だったよ!)
シャル(もっとこう…筋張っていて…って何を思い返しているのかな!僕は!)
ラウラ「おい、シャルロット」
シャル(本当に男の人ってああいう風に自分を慰めるんだ…凄いなぁ…)
ラウラ「おーい」
336:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/09(金) 12:39:08.92:3kjqhaJDO
シャル(あー明日どうしよう…そういえばドア開けるとき、一夏ってば何か言ってたような…えーと)
ラウラ「また呆けているのか?」
シャル(えーと、確か…“…ぁる”だったっけ?うーんと…、もう少しで思い出しそう
!)
ラウラ「シャルロット!」タックル
シャル「うわ!!ラ、ラウラ!?どうしたの?」
ラウラ「どうしたの?ではないぞ、さっきからずっと呼んでいるのに!」ムー
シャル「アハハハハ、ごめんね。で、何かな?」
ラウラ「明日の補習の集合場所がわかったぞ、アリーナ登場口に10時集合だそうだ」
シャル「わざわざ調べてくれたんだ…ありがとうね、ラウラ」
ラウラ「これくらいどうということはない」フンス
シャル(あれ?さっきまで何考えてたんだっけ?)
338:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/09(金) 12:46:19.16:3kjqhaJDO
<翌日・アリーナ>
千冬「よし、集まっているな。では補習を開始する」
一夏・シャル「はい!」
一夏(まぁ、あの時は死ぬって言ってもそう簡単に死ねないって…)
シャル(…一夏が僕の方向いてくれない…謝りたいんだけどな…)
千冬「まずは基礎中の基礎からだ、まずは織斑やってみせろ」
一夏「はい」
シャル(これが終わったら…勇気出して話しかけてみよう!)
339:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/09(金) 12:49:51.53:G7pUlyqu0
<同アリーナ・AM11:30>
千冬(一夏、デュノア共に問題はないようだな、あの訓練は単なる不調だったということか)
一夏「」ビューン
シャル「」ビューン
千冬(一夏は若干集中しすぎな感もあるが…まぁいいだろう)
千冬「以上で訓練を終了する!!」
342:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/09(金) 12:53:04.91:G7pUlyqu0
一夏「!はい!」
シャル「はい!」
千冬「とりあえずは先日のお前達は単なる不調期にあったと報告しておく。ご苦労だったな、あとは自由にしていいぞ」
一夏・シャル「はい!ありがとうございました!!」
千冬「あ、言い忘れていた。グラウンドの整備はしっかりしておくように。解散!」
一夏・シャル「ハイ…」
346:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/09(金) 13:08:39.77:3kjqhaJDO
<グラウンド整備中>
一夏(くっそー!試験を順調に終了させればいいと思っていたのに…!)ガシガシ
シャル(これは思わぬチャンス到来だ!早く謝っちゃわないと!)ガシガシチラッチラッ
シャル「ね、ねぇ一夏?あのさ」
一夏「おおっと!あっちの地面も荒れてるな!ならしとかないと!!」ダッシュ!
シャル「あ…うぅ…」
シャル(まだ…まだ慌てる時間じゃない!)
一夏(あれ?今のってひょっとして昨日のことを謝るチャンスだった!?)
一夏(よし…次はこっちから…!)
一夏「なぁ、シャル」
シャル「ひょわあああ!?あー、あっちの地面も荒れてるなー!」
一夏「」
シャル(あーもう、何やってるんだよ!僕のバカ!)
350:(ちょっと銀魂空間):2011/12/09(金) 13:20:12.08:3kjqhaJDO
一夏・シャル(こうなっては作業中に謝ることは諦めた方が得策だ)
一夏(グラウンド整備が終わり、用具の片付けも終え)
シャル(作業内容と点検報告を含めた回覧を作る、そのタイミング!)
一夏・シャル(2人が面と向かい合わざるを得ない、その瞬間こそが謝る最後のチャンス!)
一夏(この機会を逃せば)
シャル(しばらくは2人きりになる機会なんて作れない!)
一夏・シャル(今のうちに想定しうる状況と謝り方を考えておかなくては!)
352:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/09(金) 13:28:03.72:3kjqhaJDO
<同場所・12:03>
一夏(グラウンド整備はつつがなく終了した…)ギィ※トンボを仕舞う
シャル(次に報告書を書く段階で仕掛ける…)ガチャン※ホースを仕舞う
一夏(俺が考えた謝り方30通り)スタスタ
シャル(僕が考えた分岐状況20通り)テクテク
一夏・シャル(ここで一気に謝り倒して昨日の件はすべて水に流してもらう!)
一夏「…それじゃあ、報告書書くか」
シャル「うん、そうだね」
一夏「ほら、俺の名前書いたから、次はシャルの名前と学生番号書いてくれよ」※報告書を渡す
シャル「うん、ありがと」※報告書受け取る
一夏・シャル(今だ!!!)
一夏・シャル(今のうちに想定しうる状況と謝り方を考えておかなくては!)
359:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/09(金) 13:42:21.67:3kjqhaJDO
一夏「あ、あのさ!シャル!」
シャル「あのね!一夏!」
一夏・シャル(被った!!?)
一夏「あ、えーと…そっちからどうぞ…」
シャル「いやいや一夏の方から…」
シャル(いや、一夏は“譲りあい”精神が根底にある日本人…
このまま遠慮する泥仕合になるより僕が謝った方が流れがスムーズになるかも)
シャル「え、えーと…じゃあ僕から言っていいかな?」
一夏「お、おう!いいぞ!」
363:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/09(金) 14:00:52.41:3kjqhaJDO
シャル「その、昨日のことなんだけど」
一夏(やはり来たか!)
シャル「僕ってほら、この学園に入るために男の人がどういうことしてるか勉強したか
らその…」
「オ…ニーするのも知ってて、だからね?別に一夏がしてるからってその…」
一夏(あぁ、やっぱりなんか恥ずかしそうにしてる…ここは男の俺が行かなくては!)
一夏「ゴメン!シャルも、その…オ◯ニーのネタにしたら嫌だって思うよな!でも勘違いしないでくれ!確かにあの時はああいう妄想してたけど、普段は違うから!
純粋に好きなだけだから」
シャル「だからその…ドア勝手に開けちゃったのはまずいと思うし、開けた張本人の僕が言うのもアレだと思うけど…」
一夏「好きな子を思ってするのはしょうがないんだよ!男の病気みたいなものだから!
普段からシャルをそういう目で見ている訳ではなくて、ああいう場だからこそ!」
シャル「そりゃ、え、好きな子?」
一夏「え」
シャル「え」
一夏・シャル「」
364:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/09(金) 14:02:53.95:G7pUlyqu0
シャル「え、一夏…今僕のこと好きって…」
一夏「え…えーと…」
シャル「その…」
一夏「あぁぁぁぁぁぁ…」
シャル「本当?////」オドオド
一夏「!」
シャル「////」
一夏「…本当だ」
シャル「!!」
368:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/09(金) 14:11:28.75:G7pUlyqu0
シャル「……」
一夏「まぁ、その…昨日の夜に一人であんなことしてた男に告白されても嬉しくないだろうけど…」
シャル「僕も…」
一夏「ん?」
シャル「僕も、一夏の事…好きだよ?////」
一夏「え」
シャル「でも一夏は、僕なんかでいいの?僕はその…家庭事情があんななんd」
一夏「関係ない」
374:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/09(金) 14:25:25.22:3kjqhaJDO
シャル「…」
一夏「そんなことどうだっていい、もしもそのことでシャルのこと馬鹿にする奴がいた
ら俺は許さない」
シャル「一夏…」
シャル「……////」
シャル「ということはさ…」
一夏「ん?」
シャル「僕と一夏ってこれから恋人ってことでいいのかな?」
一夏「ん、あぁ、そう…だな」
シャル「えへへ、それじゃこれからもよろしくね!一夏!」
379:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/09(金) 14:33:31.98:3kjqhaJDO
一夏「じゃあ報告書も書き終わったし、持っていくとしますか」
シャル「あ、僕も一緒に行く」ウデクミ
一夏「お、おう///」
シャル「えへへへ////」
シャル「あのさ、一夏」
一夏「ん?」
シャル「昨日、一夏がしてたことなんだけど…」
一夏「お、おう」
シャル「今日はその…汗臭いからダメだけど…その内…ね♪」
一夏「////」
382:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/09(金) 14:40:05.11:G7pUlyqu0
<職員室前 12:30>
一夏「さて、昼飯はどうしようかな。シャルはどうしたい?」
シャル「僕は…一夏とデートしながら決めたいなー、なんて」チラッ
一夏「わかったよ、それじゃあ外出許可貰ってくるから、着替えててくれ」
シャル「うん!それじゃあ校門で待ってるから」
一夏「了解」
384:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/09(金) 14:48:13.28:3kjqhaJDO
<数週間後・某喫茶店>
鈴「気づいたら一夏とシャルロットが付き合っていたでござるの巻」
箒「いつだ?どこでだ?どうしてこうなった?」
ラウラ「おそらく数週間前の補習の頃だろうな、帰ってきたシャルロットの機嫌がすこぶる良かった
うっかり彼女のプリンを食べてしまったんだが、『しょうがないなー♪』で許してもらえたぞ
怒られることを覚悟していたのだが、あの笑顔は逆に怖かった」
セシ「くううううっ!なんてことですの!一番警戒していたのに!」
鈴「まぁ、大したアプローチかけてこなかった私らに非があるってことよね」
セシ・箒「ぐぬぬぬぬぬ」
鈴「悔しいがまだ慌てる時間ではない…まだ一夏はシャルの嫁になったわけではないからな」
3人(器でけぇ…)
386:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/09(金) 14:51:27.54:G7pUlyqu0
鈴「それで件の2人は今どこにいるのよ?」
箒「確か放課後に2人で特訓しているハズだが…」
鈴「ハッ!どうせ違う特訓に勤しんでるんじゃないの!?」ケッ
セシ「下品ですわよ、鈴さん」
鈴「ごめん…」
箒「残念ながら鈴の意見は的外れだ。2人は付き合う前以上にしっかりと訓練してるぞ」
389:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/09(金) 14:54:13.20:G7pUlyqu0
鈴「マジ?」
箒「マジだ」
セシ「デートとかなさらないのでしょうか?」
箒「話によると、外出記録は学校の頼みごとでしか登録されてないな」
ラウラ(なんで箒はここまで詳しいのだろう)
鈴「ラウラ」
ラウラ「ん?」
鈴「シャルロットが夜な夜な抜け出したってことない?」
ラウラ「ないな」
390:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/09(金) 14:59:37.81:3kjqhaJDO
セシ「でも、いつぞやシャルロットさんより早くお休みなると…」
ラウラ「肯定だ。
なのでシャルのベッド付近から出口までいくつかセンサーと監視カメラを仕掛けた」
鈴「で、その結果」
ラウラ「私達の自室に何者かが侵入した形跡も出ていった形跡もない」
鈴「ちなみに誰の指示で仕掛けたの?」
ラウラ「箒だ」
セシ・鈴「」
セシ「ストーカーじゃありませんの…」溜息
箒「……」
393:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/09(金) 15:12:36.41:3kjqhaJDO
箒「ゴホン、つまり2人は休日しからしい逢瀬を重ねていないということだ」
セシ「そのようですわね」
鈴「なーんかからかいにくいわよねー…」
セシ「シャルロットさんはいいとして一夏さんは最近勉強の調子もいいらしいですし」
箒「幼馴染+黒髪は最強属性だと、姉さんから聞いていたのに…」
セシ「金髪巨乳ですのに…」
鈴「幼馴染+ロリなのに…」
3人「ハァ・・・」
ラウラ(何の話だ?)
ラウラ「あ、この季節の果物タルト1つ」
424:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/09(金) 16:42:30.42:3kjqhaJDO
<同時刻・グラウンド>
シャル「そろそろ時間だし、今日はここまでにしようか」IS解除
一夏「了解、確かに陽がおちてるもんな」IS解除
シャル「あのさ一夏、晩ご飯なんだけど…」
一夏「ん?いつも通り学食でいいんじゃないか?」
シャル「……!」ムー!
一夏「ん?」
431:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/09(金) 16:49:20.27:3kjqhaJDO
一夏「シャルどうした?」
シャル「別に!」プイ
一夏「怒ってないか?」
シャル「全然!」プイ
一夏(いや、怒ってるだろ…)
シャル「せっかく昨日から今日のために晩御飯の下準備しておいたのに、それに一夏が気付かないから腹立ててるだけだよ!」
一夏(それを怒ってるっていうんじゃ…)
一夏「って、晩飯用意してくれたのか?」
436:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/09(金) 17:03:42.79:3kjqhaJDO
シャル「そうだよ」ムス
一夏「あー、昨日の教室の予備の蛍光灯買いに行くついでにたくさん食材買い込んだのって…」
シャル「今日のためだよ!」
一夏「いや、ラウラと料理でもするのかと…」
シャル「いや、それは…ラウラにもおすそ分けはするけど…だったら一夏の好きな食べ物なんて聞かないでしょ!?」
一夏「…おっしゃる通りです…」
456:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/09(金) 18:09:02.47:3kjqhaJDO
シャル「これは気付いてくれてると思ったんだけどなぁ…」
一夏「悪い…」
シャル「いいよ、許す。その代わり、晩御飯は…」
一夏「勿論、シャルの手料理をありがたくいただきますよ」
シャル「ん♪」ウデクミ
<物陰>
鈴「ナニアレ」
箒「入り込む隙間が見えない…だと…!」
セシ「」
ラウラ「セシリア、大丈夫か。目に光がないぞ」
459:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/09(金) 18:19:01.29:3kjqhaJDO
セシ「」
鈴「相当ショックがデカかったみたいね」
ラウラ(これがクラリッサの言っていたレ◯プ目という奴か)
箒「しかし、なんだ…あの2人を見ているとこうしている私達が惨めに思えてくるな」
鈴「そうねー…無性に泣きたくなる」
箒「心からの祝福は出来んが」
鈴「見守ってやるとしますか」
セシ「」
464:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/09(金) 18:32:42.27:3kjqhaJDO
<一夏自室・20:00PM>
一夏「ごちそーさまでした、美味かったー」
シャル「はい、お粗末様でした」カチャカチャ
一夏「いいって、片付けくらいは俺がするから」
シャル「片付けするまでが料理なんだよ」
一夏「じゃあ手伝うよ」
シャル「んー、それじゃお願いしようかな。鍋の焦げ付き剥がしてくれない?」
一夏「了解」
473:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/09(金) 18:51:41.94:3kjqhaJDO
<一方>
千冬「真耶、飲みに行くぞ」
山田「ええっ!?今日もですかぁ!これで3日連続じゃないですか!」
千冬「……」
山田「いくら織斑君に素敵な彼女さんが出来て寂しいからって、私にその鬱憤を晴らすのは…」
千冬「行くぞ」
山田「見当違いだと、痛い!痛い!イタタタタタタタッ!!耳掴まないで下さい!行きます!行きますから!!!」
482:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/09(金) 19:19:16.66:3kjqhaJDO
<飲み屋>
千冬「昔はなぁ…一夏の奴は私の後ろをいつも着いてきて」
山田(うわ、早っ…出来上がるの早っ。まだビール1杯ですよ?)
千冬「千冬姉、千冬姉とそりゃーもう天使のような愛くるしい笑顔で…」
山田(この話、もう7回くらい聞いた気がするんですけど…)
山田「あー、はいはい、その天使のような織斑君に彼女が出来るのはさぞや悲しいでしょうねー」
千冬「いやっ!いつかは一夏は自立する訳だし!彼女が出来るのは当たり前だ!それに?デュノアもいい生徒だし…」
山田(あーもう、面倒くさいなぁ)
551:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/09(金) 22:00:21.60:3kjqhaJDO
千冬「そう、あれは一夏が幼稚園児の頃だったな…」ヒック
山田(まただよ…)
千冬「一夏が初めて男と女の体の違いに興味を持ち始めた時だった…」
山田(このブラコン浄化されないかな、治らなくていいよ。不治の病だし、コレ)
千冬「聞いてるのか!真耶!!」
山田「あぁ、ハイハイ聞いてますよ~。その後織斑君が一緒にお風呂入ろうって」
千冬「そう!一夏との久々のお風呂!そこで私は一夏にry」
山田(早く朝にならないかな)
553:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/09(金) 22:05:34.86:3kjqhaJDO
シャル(そんな日がいつまでも続くと…そう思っていました)
<翌日早朝・教員室>
千冬「おはようございます」
山田「お゛は゛よ゛ござい゛ま゛ず」
千冬「?どうしました?山田先生?寝不足ですか?」キリッ
山田(これだから酔っ払いは…!!)ギリギリ
Plllllll
千冬「はい、IS学園教員室ですが…え?」
554:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/09(金) 22:06:07.99:G7pUlyqu0
<同時刻・食堂>
一夏・シャル「おはよー」
箒「おめでとう」※死んだ目
セシ「」
鈴「おめでとう」※死んだ目
ラウラ「おめでとう」
シャル「えっと…ありがとう…?」
一夏「どうしたんだよ?皆?」
556:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/09(金) 22:12:00.98:3kjqhaJDO
鈴「別に…とりあえず勝者の余韻に浸らせてあげるのも一興でしょ」
箒「まだ私達は諦めたわけではないからな」
ラウラ「セシリア、しっかりしろ。朝食をとらんと午後までもたないぞ」
セシ「」
一夏「は?なんの話だよ?」
シャル「あははははは、いいね。宣戦布告?いいよ、負けるつもりないから」ビキビキ
鈴「ふふふふふ」
箒「ははははは」
シャル・箒・鈴「ははははははははははははははは!!!」
557:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/09(金) 22:14:28.25:G7pUlyqu0
千冬「デュノア、少しいいか」
シャル「はい!なんでしょうか織斑先生!」
千冬「少し来てくれ、お前宛に電話が着ている」
シャル(なんだろ?)
シャル「わかりました、今すぐ行きます」
千冬「すまんな。お前ら、遅刻するなよ」
一夏・箒・鈴・セシ・ラウラ「はい」
559:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/09(金) 22:20:29.67:3kjqhaJDO
シャル「それで、僕宛に電話って…」
千冬「デュノア社の社長、お前の父親からだよ」
シャル「……!」
千冬「本来、お前の立場を考えればこの電話を繋ぐべきではないのだがな。
だが、親にも子を確認する権利というものがある。そこを上手く利用された」
千冬「すまない」
シャル「大丈夫ですよ。もう僕はあの頃の僕とは違いますから」
千冬「そうか、それと…デュノア」
シャル「はい?」
千冬「…………いや、なんでもない」
シャル「? はい」
562:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/09(金) 22:25:44.51:3kjqhaJDO
千冬「では、頼む。プライベートなこともあるだろうから私は外に出ている
何かあったら呼んでくれ」受話器パス
シャル「……ハイ」
シャル「お久しぶりです、父さん…」
シャル「はい、…はい、変わりありません」
シャル「…なんでそのことを!?随分と耳がお早いんですね、一介の高校生の交際事情までご存じだなんて」
シャル「えぇ、ありがとうございます。でもこれは父さんには関係ない話だと思うのですが」
シャル「!?待ってください!その件ならもう、今後のリヴァイブカスタムの成績で挽回してみせると…実際にデュノア社の業績だって多少は右肩上がりに…」
565:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/09(金) 22:31:57.25:3kjqhaJDO
シャル「一夏と交際したのはそれが目的ではありません!」
千冬(デュノア?)ガチャ
シャル(織斑先生!?すいません、なんでもないんです)ペコリ
千冬(む、わかった)ガチャ
シャル「いえ、なんでもありません。それで…その話と今回の件、なんの関係が?」
シャル「残念ながら一夏はもう僕がこの学園に転入してきた理由は知っています。デュノア社の企みも全て一夏には…え?」
シャル「そんな!待ってください…!そんなことしたら下手したら一夏の専用機が剥奪されて…!!」
シャル「………わかりました…はい、はい…失礼します…」
566:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/09(金) 22:32:42.56:G7pUlyqu0
シャル「………」グスッ
シャル「…………」涙フキフキ
ガチャ
千冬「随分と口調を荒げていたな、何かあったか?」
シャル「いえ、なんでもありません。“本国に戻ってこい”って。3年間は通い続ける、って突っぱねちゃいましたけど…」テヘヘ
千冬「……そうか」
569:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/09(金) 22:39:41.69:3kjqhaJDO
キーンコーンカーンコーン
シャル「」ガラッ
一夏「よう、シャルロット!電話だれか…ら…?」
ラウラ「む、シャルロット、何かあったのか?」
シャル「ん、お父さんから電話でね、ちょっと喧嘩しちゃった」
一夏「……そうか、まぁ、アレだ。今週末、久々に遊びに行って憂さ晴らそうぜ!」
シャル「いいね、それ。行きたいな」
ラウラ「親がどういうものか私には分からないが、どうしようもなく辛いことがあった
ら遠慮なく話してくれ。絶対に力になる」
シャル「うん、ありがとう。ラウラ」
セシ「シャルロットさん!!」※完全復活
シャル「?」
セシ「おめでとうございます!ですが、負けたつもりはありませんわ!!」キリッ
一夏・ラウラ「」
シャル「あははは、頑張るよ」
ラウラ(?)
571:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/09(金) 22:45:57.88:G7pUlyqu0
<昼休み>
鈴「あ、セシリアが生き返ってる」
セシ「ふふん!セシリア・オルコット、完全復活ですわ!!」
鈴「あーハイハイ」
セシ「ちょっと!?自分から話題振っておいて、流すって酷くありませんこと!?」
ゴロゴロ
箒「しかし、曇っているのにわざわざ外で弁当を広げることもなかろう」
一夏「そうだなー、ここだと気分スカっとするかと思ったんだけど…」
鈴「逆に気が滅入るって」
573:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/09(金) 22:50:00.00:3kjqhaJDO
ラウラ「む、教官から連絡があったぞ。雨天時のグラウンド調整のため、午後のISの訓練は座学に変更されるそうだ」
一夏「うげっ、マジかよ…!」
箒「座学か…仕方ないな。戦略を学ぶのも兵法には大事なことだ」
シャル「そうだよ、一夏。しっかり勉強しとかないと!専用機持ちなんだから」
一夏「へぇーい…まぁ、いざとなったらシャルに教えてもらうし…」
箒・鈴・セシ「…!!」ビキビキ
シャル「あはははは」
ラウラ(シャルロット?)
575:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/09(金) 22:54:49.26:G7pUlyqu0
<放課後>
一夏「おーいシャルー、今日はどうする?」
シャル「あ、一夏、ゴメン。僕ちょっと今日先生から頼まれごとされちゃってて…」
一夏「む、そう…か。わかったよ。大人しく部屋で今日の授業の復習でもしてるよ」
シャル「そうそう、しっかり座学も勉強してよね」
一夏「へいへい、じゃーな」
シャル「うん」
<夕方・アリーナ>
シャル「」テクテク
シャル(ここで一夏と…付き合うことになったんだよね…)
577:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/09(金) 22:57:01.84:3kjqhaJDO
シャル(色々あったなぁ。ラウラと最初は仲悪くて…でも今はルームメイトで仲良しで)
シャル(一夏の部屋で初めてHした時は緊張したなぁ…嬉しくもあったけど…)
ポツポツ
シャル(本当に本当に楽しかった)
ザーザー
シャル「雨…か…」
シャル「バカだなぁ、僕…こんな生まれの娘が幸せになれるはずなかったんだよね、父さんの…あの人の言うとおり、僕は妾の子だから…」
シャル「バカだなぁ、僕…でも、最後に…最後に我がままいいかな…」
580:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/09(金) 22:59:39.22:5f7xM70r0
<深夜・一夏自室>
一夏(シャルの奴、結局今日一日中元気なかったな…)ウトウト
一夏(とりあえず明日、もう一度様子を見て)ウトウト
ピーップシュー
一夏(ん?ドアの開閉音?)
一夏「誰だ?」
シャル「僕だよ、一夏…」
一夏「シャル?どうしたんだ、こんな夜中に……んむっ!?」
シャル「んっ…!ん…ぷはぁ…ん!」レロ
589:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/09(金) 23:07:39.51:G7pUlyqu0
一夏「おい、どうしたんだよ!シャル!その、セッ◯スは週末だけって…!」プハァ
シャル「ごめんね、一夏…でも、今…どうしても一夏が欲しいんだ…」
一夏「シャル」
シャル「ごめんね、一夏。でもこんなワガママ、これっきりだから…ね?」
一夏「…わかった…」ガバッ
シャル「うん、ありがと…ひゃん!あぁ…!凄い…一夏ってば…ひゃう!結構燃えてる?」ビクン
一夏「ったり前だろ、シャル相手で燃えない日はないよ!んむ」レロ
595:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/09(金) 23:16:59.23:3kjqhaJDO
シャル「ん…!嬉しいな、僕の体でこんなに興奮してもらえるなんて…今日は僕をあぁん!めちゃくちゃに…して?」
一夏「シャル…お前、下着…」
シャル「穿いてこなかったんだ、すぐに一夏に愛してもらえるよう…きゃあっ!?そんな…いきなり指で…んぁあ!」ピクン
一夏「穿いてこないどころか、濡れてるじゃないか…さっきのキス?」クチュクチュ
シャル「一夏のえっち…あぁん!もっと…!」ハァハァ
一夏「言わないんだ…どうしようかなー…」※胸をやんわりと揉み始める
シャル「えぇ、どうして抜くの…!?酷い…ん!ひどいよぉ…!」
一夏「全部、正直に話したら…続きだな」
597:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/09(金) 23:18:04.58:3kjqhaJDO
シャル「………でした////」モマレモマレ
一夏「ん?」
シャル「キスどころか、一夏の部屋に向かってる時から濡れてました!一夏に抱かれる
と思うと興奮が止まりませんでした!」
一夏「お…ぅ」
シャル「一夏ァ?正直に言ったよ!?だからだからふぁああああん!!」グチュグチュ
一夏「わかってるよ、お姫様」
599:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/09(金) 23:18:48.31:G7pUlyqu0
シャル(これでいい…最後の思い出だから)
シャル「い、ちかぁって・・・後ろから、あぁ!するの…はぁ、好き…だよね…はぁあん!」パンパン
一夏「そりゃ、シャルを征服した気になれるからな」ズンズン
シャル「征服…ふぅあん♪、いいね…一夏に征服されちゃいたい」パンパン
シャル(ごめんね、そしてありがとう、一夏…)
一夏「シャル…もう、限界だ…シャル!!」
シャル「んん!ボクぅ…もうだめになっちゃてるよお…ああん!」
一夏「シャル!」
604:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/09(金) 23:25:56.62:G7pUlyqu0
<一夏自室 AM6:00>
一夏「ん…もう朝か…」ボリボリ
一夏「シャルは…自分の部屋に戻ったのか…そっか、今日は学校あるんだもんな」
一夏(それにしても…昨日のシャル…何があったんだろう)
一夏「まぁ、とりあえずシャワー浴びて…」
ラウラ『一夏!起きてるか!起きてなくてもいい!入るぞ!!』
一夏「は!!?」
<教員室 AM6:30>
一夏「シャルが出て行った…?」
609:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/09(金) 23:46:07.90:nS5aR+0iO
千冬「あぁ」
一夏「どういうことだよ、それ!どうして!」
千冬「落ち着け!とりあえずお前には状況を話しておく。ボーデヴィッヒ、状況を説明してやれ。」
ラウラ「はっ!今朝5時半、私が起床すると隣にシャルロットの姿がなかった。ランニングか、もしくは食事を作りに行ったのか、と思っていたが、20分経っても帰ってこない。そのため、悪いとは思ったが、シャルのISの位置検索を試みた」
一夏「それで?結果は?」
ラウラ「すぐに見つかったよ。彼女の机の中でな」
一夏「え?」
619:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/09(金) 23:57:33.69:UIyJj+T70
ラウラ「この手紙も一緒に入っていたよ。一夏に対する懺悔も書いてあった。読むといい」手紙パス
一夏「……」
一夏(そこにはIS学園に入学した自分がいかに幸せだったかということ、そして、自分がその幸せに浸っていてはいけない人間であるかということが、淡々と書きつづられていた。まるで罪状を読むかのような苦行だ…)
(シャルの父親は未だに白式のデータの件を諦めてなかったらしい。そのため、好都合に俺と恋人になったシャルにデータを盗むように指示をした。
シャルは当然それを拒否しようとするが、彼女の父は次の謀術をシャルに話し始めた
かつて白式のデータを盗む命令を受けたシャルと俺が付き合ったことによって、白式のデータが流出したという嘘の情報を流そうというのだ。
もしその姦計が行われてしまったら管理責任者としての俺の立場が危うくなり、白式の搭乗者どころか、学園追放、下手したら公安に監視され続ける可能性があること。
それを防ぐため、自分に出来る数少ないことが学園から出ていくことしかないとも書かれていた。
最後に俺と付き合って幸せだった思い出で締めくくられていた。最後の方は紙がよれよれになっていた)
628:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/10(土) 00:04:34.04:GXz/sEeDO
一夏「なんだよ…コレ…」
ラウラ「……シャルロットは本当にとても幸せそうだったんだ、毎日…とても…」グス
一夏「俺と付き合ったから、シャルが?」
千冬「思い上がるな」
一夏「千冬姉…」
千冬「いくらISを使えようが専用機を持とうが、貴様らは只のガキにすぎん。ガキが大人の世界に関わることなんざ許されん、その逆もまた然りだ」
一夏「………」
千冬「自分の都合でガキの付き合いに口出す大人なんぞに振り回されるほど私もこの学園も愚かではない。今からその男にそれを教えてやる」
636:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/10(土) 00:10:01.53:5ApEhF8S0
千冬「という訳で、一夏。昨晩、デュノアがお前の部屋にいつまでいたか答えろ」
一夏「えええ!?」
千冬「どうした、何をいまさら恥ずかしがっている?」
一夏「いや、なんで?見てた?ラウラから聞いた?」
千冬「朝っぱらから女の香水の匂いをさせているのにまだとぼけるのか?で、何時までだ?」
一夏「………昨晩の3時頃までです…////」
千冬「なるほど…大してあてにならん情報だな」
一夏「なんだよ!!それ!!」
640:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/10(土) 00:14:43.83:TDbFp75f0
山田「織斑せんせー!」ハァッハァッ
千冬「山田先生、どうでしたか?」
山田「織斑先生の読み通り、監視カメラの映像にはデュノアさんが出ていった形跡はありませんでした!」
千冬「やっぱりか」フム
一夏「どういうことだよ?」
千冬「ここは仮にも国という概念に縛られず、最新の科学技術の結晶を扱う場所だ。最終下校時刻が過ぎると自動的に最新鋭のセキュリティシステムにより完全な警護体制下に入る」
一夏「ふむふむ…」
655:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/10(土) 00:31:53.48:GXz/sEeDO
千冬「つまり夜中一帯はセキュリティに監視されているため、
中に入ることは愚か、自由に外には出られんということだ。
ISのない小娘なら尚更な。
そして、朝、朝練等がある生徒のために一部セキュリティがようやく解除される。その時間が午前6時だ」
千冬「デュノアの事だ、その朝練の生徒に紛れて学園外へ逃亡するつもりなのだろうな
」
一夏「6時…って!今から30分前じゃないか!まだそんな時間は経ってない!」ダッ
千冬「おい!まだ話は!!」
ビャクシキ!カッ!キィイイイイイイン!!!
千冬「あのバカ…向う見ずに飛び出すとは…!ふん、まぁいい、精々頑張れよ弟」
千冬「山田先生、付近一帯の交通の規制を警察に要請してください。
そうですね…コア未調整のISの確保にご協力を、とでも言っておけばいいでしょう」
658:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/10(土) 00:36:23.81:5ApEhF8S0
ラウラ「教官、私達にも何か!」
千冬「達?お前、何を…」
箒「申し訳ありません」
鈴「ちょっとそこで聞いちゃいました…」
セシリア「お咎めは後程いくらでも聞きます!なので!」
千冬「お前達…」
ラウラ「シャルロットは私達の大切な友人です、だから自分の達の手で取り戻したい!協力させてください…!」
千冬「まったく…馬鹿の周りには馬鹿にしか集まらんものだな…」
662:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/10(土) 00:40:32.26:5ApEhF8S0
<同時刻・タクシー車内>
シャル(これでいい…これでいいんだ…)
運ちゃん「あれぇー?おっかしいなぁー」
シャル「?どうしたんですか?」
運ちゃん「いやさ、この時間って車の通りはあるけど普通はもっと進みいいんだよ。なんにどうして、こんな渋滞おこってるのかな?」
シャル「渋滞?どこかで事故とか…ですかね?」
運ちゃん「そんな話は聞かんがね…ラジオでもやっとらんし。ちょっと仲間に無線で聞いてみるわ」
シャル(もしかして…いやな予感するなあ…)
665:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/10(土) 00:44:15.45:5ApEhF8S0
運ちゃん「あぁ、そう!あんがとね!」
シャル「なにか、分かりましたか?」
運ちゃん「なんでも…IS学園からの要請らしいよ?
調整してないISを間違って持っていちゃった子がいるらしくて…その子を探すためだとさ」
シャル「!!!?」
運ちゃん「ISかぁーやっぱああいうの使えるのってかなりのエリーt」
シャル「すいません!僕降ります!お釣りはいいですから!」
運ちゃん「お客さん!ちょっとお客さん!?なんだってんだよもうー…ん?本部から連絡?」
670:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/10(土) 00:49:25.06:5ApEhF8S0
シャル(気づかれるのが早い!やっぱり手紙とか置いてくべきじゃなかったなー)タッタッ
シャル(ちょっとアレってセシリアのブルーティアーズ!?どうしてここら辺飛んでるのさ!?)
シャル(なんとか見つからずに済んだかな…とりあえずISが展開されてるんだったら開けた道は危ない…山中で時間凌ごう…)
セシリア「こちらセシリア・オルコット。先程、このタクシーを降りて行ったのはシャルロットさんで間違いないようですわ」
千冬『了解した、ご苦労。お前は引き続き巡回任務に当たってくれ』
セシリア「はい!」
セシリア(逃がしませんことよ、シャルロットさん!)
673:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/10(土) 00:56:18.06:5ApEhF8S0
千冬「ボーデヴィッヒ、目標は恐らく山中に入った指定ルートをなるべく音を立てて回れ。篠ノ之、お前は巡回から街道を見回れ、金髪の女を絶対に見逃すな」
箒・ラウラ『了解!』
千冬「一夏、お前は山中の周辺空域を偵察だ。ボーデヴィッヒと被らないように位置を考えて行動しろ。鳳は現状を維持、国道沿いを監視だ」
一夏・鈴『了解!』
千冬「さてと」ガタッ
山田「どうしたんです?指示は?」カタカタ
千冬「これでもうデュノアは詰みだ。あとは時間の問題だな」
山田「それで、織斑先生は?」
千冬「昔なじみの悪魔と少し取引をしにな…」
675:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/10(土) 00:58:15.73:KgoGP8Mm0
シャル(なんでなんで!?どうしてさっきから逃げ道に行こうとするとラウラが邪魔するの?)
シャル(ひょっとしてもう僕の居場所に気付いてからかっているとか…?……キャラじゃないよねぇ)
ラウラ「シャルどこだ…」グスッ
シャル(ラウラ…ごめんね…)ダッ
(見つかるわけにはいかないんだ、一夏のために…僕のためにも)
シャル(行動する際に不便になるけど、今は山頂付近で待機するしか…)
ミィイイイイツゥウウウウケエエエエエエタアアアアアアアアア!!!!!!!
シャル「ん?どっかから声が?」
「見ぃいいいいいつううううけえええええたあああ!!!」
シャル「上?」
686:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/10(土) 01:12:57.67:5ApEhF8S0
ズシーン!!!
シャル「うおおあああああ!!」ビクッ
一夏「見つけた…ようやく…見つけた」IS解除
シャル「い、ちか…」
一夏「ふぅ…いろいろ言いたいことはあるが…!こんのバカ!!」
シャル「…!!」ビクッ
シャル「だって…だって僕のせいで…一夏の人生が」
一夏「だからそれが馬鹿だって言ってるんだよ!どうして一人で抱え込もうとするんだよ!」
シャル「だって、僕は…」
690:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/10(土) 01:14:53.91:5ApEhF8S0
一夏「だから生まれとかそんなの関係ない、俺はシャルロット・デュノアに惚れたんだ。
ISのおかげで出会えたのは確かに感謝するけどさ」
一夏「俺にとってはそんなの失うより、お前を失う方がよっぽど怖い…」
シャル「いちかぁ…」グスッ
一夏「だからさ、帰ってきてくれよ。学園にさ…お前がいないとダメなんだ、俺」ダキッ
シャル「うん…うん…!ありがとぉ…!」ギュッ
一夏「勝手にもういなくなるなよ、シャル」
シャル「うん…!もう絶対に…!絶対に…!」
セシ「はーい、そろそろよろしいですかぁー?」パチパチ
694:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/10(土) 01:20:19.65:5ApEhF8S0
一夏「ゲッ」
シャル「」ビクゥ!!!
鈴「恋人同士の熱い抱擁ありがとうございましたー」
ラウラ「ここから先は女の友情の時間だ…男はひっこめ」
一夏「いや、出来ればもう少し…」
箒「ひっこめ」※喉元に刀の切っ先突きつけながら
セシリア「それとも…実力行使とか…?いいですわよー今の私なら未確認ISの1つや2つ落とせそうですわー」フフフフフフフ
鈴「別に今生の別れになるんじゃないだから…お願い…」
一夏「わかったよ…じゃあ、まぁ、シャル」
シャル「ふぇっ!?」
一夏「頑張れ!!」グッ※サムズアップ
シャル「え、ちょっと!?一夏!!?」
699:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/10(土) 01:32:16.42:5ApEhF8S0
シャル「一夏ー!ちょっと待ってよ!一夏ー!!」
箒「さてと…」※4人ともIS解除
箒「色々とお前に与えたい罰はあるが…
この権限は千冬さんに譲ってしまったのでな…私達は言いたいことを言わせてもらう。
私は正々堂々と一夏をモノにする。それまで無様な真似はするな」
シャル「…うん、ごめん」
セシ「次は私ですわね。正直、ガッカリ致しました。
私が射止められなかった殿方の恋人がこんな体たらくだなんて…
そんな貴女を愛した一夏さんを、そして一夏さんを愛した私自身の無様さに腹が立ちます」
シャル「うん…」
セシリア「…まぁ、今後はそんな汚名を挽回するように頑張ってくださいまし」ファサ!
シャル「セシリア、汚名は挽回じゃなくて返上だよ…」クスクス
セシリア「ウェッ!?」(0w0)
シャル「うん、ごめんね、セシリア。名誉挽回するように頑張るよ」
鈴「次は私ね…こんなことで勝ち逃げしたつもりだなんて許さないから。
今度アイツの隣を少しでも空けたら…シャルの居場所はないと思いなさい…!」
シャル「うん、もう絶対にその席は譲らないよ…絶対に」
704:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/10(土) 01:43:13.37:5ApEhF8S0
シャル「次は」
ラウラ「………」
シャル「ラウラ…」
ラウラ「私は、お前のことを親友だと思っていた…
ずっと軍にいて、全員良い人間だったが上官と部下しかいなかった私にとって、対等に話せる初めての友人はお前だった」
シャル「うん」
ラウラ「クラリッサから親友というのは時に自分と相手の荷物を背負いあう…上官と部下以上に強い絆で結ばれている関係だと教わった
でも、そんな関係だと思っていたのは私だけだったのか…と」
シャル「ごめんね、ラウラ…僕の荷物…背負わせなくて…でも、僕…怖かったんだ
本当のことを話したらラウラに軽蔑されるんじゃないかって…関係が崩れちゃうんじゃないかって…」
ラウラ「そんなことあるわけないだろう!」
シャル「!!」ビクッ
ラウラ「軍と戦いしか知らなかった私が、今もこうしてこの学園でいられるそれはお前のおかげだ。
デュノアの人間じゃない、お前が私を守ってくれたからここにいられる。
そんなお前に何があろうと軽蔑なんてするわけがない!
・・・・・・・あまり私を見くびるな…!」
708:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/10(土) 01:49:16.40:5ApEhF8S0
シャル「ごめんね、ラウラ」
ラウラ「ん」ピョン※シャルの胸に飛び込む
シャル「ラウラ?」
ラウラ「“お帰り”、皆の言いたいことを代表させて言わせてもらった」ギュー
シャル「うん、ありがとうね」グスッ
<同時刻:IS学園>
千冬「そうか、上手くいったか…ご苦労、あとは私の番だな」ピッ
「で、調子はどうだ、束」
束「いんやぁ♪まさか電話線に回線繋いでハッキングとか前時代すぎて束さんキュンキュンきちゃうね♪」
千冬「私は作業の進行状況を聞いたのだが…?」
束「あー!ウェイウェイ!!その重そうな六法全書を構えるのはじゃすたもーめんとぷりぃずだよぉ!ちーちゃん♪
作業なら8割がた完了してるよん♪通話記録とか結構簡単に拾えるもんだねー」耳フリフリ
713:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/10(土) 01:58:22.00:5ApEhF8S0
千冬「そうか…助かる」
束「あんれぇええ?ちーちゃんなにか勘違いしてない?これは等価交換だよ?
私の労働力に見合った対価を差し出さないと納得できないぁ♪」
千冬「くっ!で、対価はなんだ」
束「そうだなー次の長期休暇でちーちゃんと南の島で3泊4日のバカンスかなー」
千冬「3泊4日か…わかった…次の予定がわかり次第連絡する」
束「おっけー!交渉成立だね!じゃあお望みのデータの入ったメモリはコレだから!
それじゃあ旅行、楽しみにしてるよー♪」ロケットニノッテタイジョウ
千冬「さてと…あとは後始末をするか…」ピポパポ
千冬「お忙しいところ失礼します。私、IS学園の織斑と申しますが社長のデュノア様にお繋ぎいただけますでしょうか…
いえ、アポイントではないのですが…そうですね、白式の情報、とでもお伝えいただけれ…ば」
717:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/10(土) 02:08:37.49:5ApEhF8S0
千冬「いつもお世話になっております。IS学園で教鞭をとらせていただいております、織斑と申します。」
千冬「先日はどうも、そちらのデュノアさんは非常に優秀な生徒さんで…えぇ…とても」
千冬「こちらとしましても、学園の治安を乱すようなことを避けていただきたいのですが。そう例えば白式のデータを盗もうだなんて真似とか…」
千冬「あー…証拠ですか、かしこまりました。少々お待ちください」ICレコーダーを受話器に近づける
千冬「いえいえ、盗聴器なんて仕掛けてませんよ。
ただ、匿名のハッカーから送られてきたんですよ、このデータが…。何事かと思いましてね。
それに本校にハッキングを仕掛けようとしたログもいくつも…これは企業協定に反する行為ですよね?」
千冬「えぇ、勿論。そんなの誰にも言うはずないじゃないですか。私だけですよ。
本校としましてもデュノア社様とはいい関係を築き上げたいですから」
千冬「要求ですか?いいですね、話が早い。
今後、本校の生徒には一切、関わらないで頂きたい。
つまらん大人の理屈で子供達の可能性を歪めるな。こちらがそちらに望むのは以上だ。
何か異論は?ないな?では交渉成立ということで…」ピッ
718:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/10(土) 02:09:00.85:iPPDH7fk0
720:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/10(土) 02:16:41.86:5ApEhF8S0
<その後>
一夏(その後、デュノア社からシャルへの接触はなくなったらしい。千冬姉に何をやったのかと聞いたら)
千冬「話し合いだ」
一夏(と返答された。きっとこの話し合いって、俺の知ってる話し合いじゃない気がする。
日本刀とかバズーカとか、そんなのを後ろにチラつかせた交渉の場なんだろうな…)
一夏(そういえばこの一件以降、千冬姉と山田先生は仲がいい、よく2人が遊びに行く姿を見る。)
千冬「真耶、行くぞ」
山田「はいはい、今日はいつごろの織斑君とのメモリーを何回聞かせられるのかなー!」
<居酒屋>
千冬「デュノアはいい子だよー?いい子だけどさー!!」エッグエッグ
山田「はいはい、弟がいなくなるのが寂しいんですねーお姉ちゃん子だったんですものねー」
千冬「お前だけだよ…私の気持ちわかってくれるのは…!よし!今日からお姉ちゃん同盟だ!!」ヒック
山田「私、弟いませんし!!もう勘弁してー!!!」
731:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/10(土) 02:26:39.88:5ApEhF8S0
一夏(学園生活の方も相変わらず、順風満帆だ。勉強に訓練に…青春を全力で謳歌している。
その一方で…)
一夏「なぁ、シャルー。この問題教えてくれよー」
シャル「ダメだよ、一夏。基礎は出来てるんだから、応用はまずはしっかり自分で考えないと」※ベッドの上で読書中
一夏「はぁ…シャルって最近千冬姉のスパルタ移ったんじゃないか?」
シャル「そうかな?僕はそんな自覚ないんだけど…織斑せんs…千冬さんってもっとビシバシ行く感じだと思うし」
一夏「………千冬姉に言われたからって、急に呼び方変える必要はないと思うぞ?」
シャル「でも、千冬…さんに『あと半年で私を千冬さん、もしくは千冬義姉さんと呼べるようにしろ!』なんて面と向かって言われたらねぇ…」
一夏「プライベートとフォーマルで呼び分けるのって面倒くさいぞ?大丈夫か?」
732:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/10(土) 02:28:30.68:5ApEhF8S0
シャル「大丈夫だよ、絶対にその内自然に呼べるようになるからさ」※ベッドから立ち上がる
一夏「凄い自信だなぁ…まぁ、頑張れよ」
シャル「よいしょっと♪」※後ろから一夏を抱きしめる
一夏「うおっ!?いきなりなんだ!?////」
シャル「一夏」
一夏「ん?」
シャル「ありがとうね、大好きだよ」
おわり
733:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/10(土) 02:29:01.60:TQ79DVFy0
ラウラ(む?少し様子が戻ったか?)
ラウラ「あぁ、おはよう。そろそろ朝食の時間だ。急ぐぞ」
シャル「え?もうそんな時間!?わかった、急いで着替えるから待ってて!」
ラウラ「了解した」
シャル(流石にこのことはラウラに相談できないよね…)
一夏「最低だ…俺…」
一夏「まさかシャルと…その…セック…アレしてる夢見るなんてなぁ。しかも」ピラ
一夏「夢精してるとか…」
一夏「とりあえず、下着洗って…着替えて…食堂に向かうか」
一夏「顔合わせづらいなー…」
一夏「しっかしなぁ、今まで女の人とまぁそういう夢はあったけど…」ジャバジャバ
一夏「まさか、知り合いが出るとはなぁ」ジャバジャバ
一夏「確かにシャルは可愛くて性格も成績もいいし、まぁ、自分の生まれにコンプレックスは持ってるけど…」ジャバジャバ
一夏「話しやすいし一緒にいて楽しいし、最近はよく一緒にいる機会も多いし理想的だけど…ん?」キュッ
一夏(ひょっとして俺…シャルのこと好きなんじゃね?)
一夏「///」
一夏(まずい!なんか意識しちまった!)
箒『一夏!いるか!そろそろ朝食の時間だぞ!』
一夏「うおおおお!!!?」ドタバタ
箒「おい、まだ寝てるのか…ってなんだ起きてるじゃないか、返事くらいしろ」
一夏「お、おう!まぁ、な!」
箒「まったく、どうしていつもお前はこうぽややんと…あ///」カアアッ
一夏「ん?」
箒「ハワワワワ////」
一夏「あ」パンツ
箒「う…う、う」
一夏「いや、違うんだ!箒!!これは」
箒「うわああああ!」バッチコーン
一夏「へぶっ!?」
鈴「で、一夏の左頬に綺麗な紅葉が出来たわけね」
セシ「まったく箒さんは粗暴すぎます!淑女ならばこんな時…」
箒「だから今回の件は私が全面的に悪かったと言っているだろう!事実、一夏にはあのあとしっかりと謝った!」
ラウラ「本当か?嫁?」
一夏「ん?あぁ、まぁな」
一夏(なんで朝早くにパンツ洗ってたの?って聞かれる前に話題変えないとなー)
ラウラ「なるほど、箒を許そう」
箒「あぁ、そう言ってもらえると助かる…ってなんで私がラウラに許しをもらって安堵してるのだ!」
鈴「あー、食事中だから静かにね」
セシ「そうですわ、女性なんですから如何なる時でも優雅でいることを心掛けてくださいな」
ラウラ「ふん、まったくだ」
箒「貴様らー…!」
セシ「そういえば…今日はいつになく大人しいですわね、シャルロットさん」
シャル「ふぇっ!?」
鈴「あー、確かに…いつもなら止めに入るもんね、アンタ。何かあったの?」
シャル「ううん!元気!スッゴく元気だよ!?」
ラウラ「嘘を言うな、今朝のお前の様子は明らか変だったぞ?」
シャル「うぅ…いや、違うんだ。その…なんていうか…」
箒「なんていうか?」
シャル「その…そう!ちょっと寝不足なんだ!昨日夜更かししちゃって」
鈴「夜更かしねぇ…ラウラ、本当?」
ラウラ「しらん、いつも私はシャルロットより早く寝るからな」
鈴「あー…そう。一夏は…知ってる訳ないか」
一夏「は!?あぁ、そうだなー知らないなー…アハハハ」
鈴「なに?アンタも寝不足?しゃんとしなさいよ、専用機持ちが不様な真似出来ないんだからね」
一夏「あぁ、分かってるよ。大丈夫、そこまで酷くないしな」
シャル「僕も大丈夫!すぐに目が覚めるよ!」
一夏・シャル「アハハハハハハ」
一夏・シャル(シャル(一夏)と目を合わせられない…)
シャル(あーよかったー…箒が騒いでくれたおかげで今朝は助かったよ)
シャル(でも、これからはそうはいかないよね…なんとかして今のうちに馴れないと)
生徒A「デュノアさん!」
シャル「ん?なにかな?」
生徒A「今日の宿題でわからないことがあって…出来れば教えて欲しいんだけど」
シャル「うん、いいよ!どこ?」
一夏(今日は箒が弄られてくれたおかげで助かった…)ボーッ
一夏(左頬は痛かったがシャルと変な空気になるのに比べれば安いもんだ。でも、まぁ…)チラッ
一夏(シャルとなんとか普通に顔を合わせられるようにしないとな)
一夏(しっかし可愛いよなー…)
シャル「うん、いいよ!どこ?」
一夏(勉強も出来るんだよなー…)ボーッ
一夏(やっぱ本国に彼氏いるのかな…)
一夏「いるかもなー」ハァッ
箒「何溜息をついているのだ、一夏」
一夏「うおっ!?」ガタッ
セシ「そうですわ、溜息の数だけ幸せが逃げると昔から言いますし…」
ラウラ「何より士気の低下は戦力の低下にも繋がる。気をつけるんだな」
一夏「ん、あぁ、わかった。気をつけるよ」
93: 忍法帖【Lv=40,xxxPT】 :2011/12/08(木) 20:39:12.83:r1Opthx90
110:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/08(木) 21:28:16.42:zOVRiguMO
シャル「…という感じなんだけど、分かったかな?」
生徒A「…えーと、うん!もうバッチリ!ありがとうね、デュノアさん。私、今日当てられる番だったから」
シャル「うん、頑張ってね」
一夏「よ、よう…お疲れ様…!」オドオド
シャル「ひゃわあ!?あぁ、うん、ありがとう」アセアセ
一夏「…………」
シャル「………」
一夏(改めて向かい合ってみると…何喋ればいいのか全然わかんね!)
シャル(昨日までは普通に話せてたよね?なんで?)
一夏・シャル(えーと話題話題…)
一夏(実は昨日見た淫夢にお前が出て来ちゃってさー!とでも言うか!?)
シャル(実は昨日、一夏とHなことする夢見ちゃって…とか?)
一夏・シャル(いやいや、ないない!)
一夏「あー、えーとさ、実は昨日の夜さ…」オドオド
一夏(あれ?何話すつもりだよ、俺!?)
シャル「へ!?うん、何かな!?」アワワワ
シャル(昨日の夜!?昨日の夜って、僕は~~~!!!何思い出してるのかな、僕は!?///)
キーンコーンカーンコーン
千冬「席につけー生徒共ー」スタスタ
一夏・シャル「」
千冬「おい、どうした。織斑にデュノア、着席しろ」
シャル「ハイ…」スゴスゴ
一夏「うーっす」
バシン!!!
一夏「痛ァ!」
千冬「返事はハイだ。ハキハキと1回だけ答えればいい」
一夏「ハイ…」
クスクス
一夏「ぐぬぬ」
箒(一夏の奴、何を呆けているのだ!)
セシ(いつもどこか抜けてらっしゃる方だと思ってはいましたが)
ラウラ(今日は特に酷いな)
シャル「ハァ」ボー
ラウラ(こっちもな)
千冬「では、号令!」
キリーツレイ!
オネガイシマース!
一夏(いかんいかん!とりあえず、今は目の前の授業に集中だ。
ただでさえ授業に取り残されてるってに、これ以上はマズイな)
シャル(どうしよう…さっきまで忘れられてたのにまた思い出して来ちゃったよ…!授業に集中しないと!)
千冬「では、先日出した課題の件だが…」
キーンコーンカーンコーン
千冬「む、もう時間か。授業終了だ。次の時間は訓練だ、遅れるなよ」
キリーツレイ
アリガトウゴザイマシター
一夏「やれやれ、やっと終わったか…」
箒「まったく、どうしたのだ一夏。いつも以上に弛んでいるではないか」
セシ「どこか体調でも優れないとか?でしたら、保健室にでも…」
一夏「いやいや、そこまで安静にしなくても大丈夫だって」
セシ「ですが…」
一夏「大丈夫だから」
一夏(体よりも精神がヤバいんだって…)
シャル「ふぅ…」
シャル(なんとか気にならないように出来た…このまま頑張ろう)
ラウラ「シャルロット」
シャル「ん?ラウラ、どうかしたの?」
ラウラ「やはり、今日のお前はどこかおかしい。保健室に行くぞ」
シャル「寝不足なだけだよ、大袈裟だなぁ」
ラウラ「では、次の時間は休め。安静にしていてくれ」
シャル「だから大丈夫だって。どうしたの?ラウラ、今日は凄く心配性だなぁ」
ラウラ「むぅ…」
シャル「自分の体調のことは自分が一番よくわかってるからさ、ね?」
ラウラ「私はお前のルームメイトで大切な友人だ。だから、友人の異変くらいすぐにわかるぞ」
シャル「………」
ラウラ「……」オロオロ
シャル「うん、わかった。それじゃあ、もし次の授業で何かおかしな所があったらラウラが止める。それでいいかな?」
ラウラ「!!!」パァァァァッ
ラウラ「あぁ!それでいい!約束だぞ!」
シャル「わかった、約束だね」
シャル(ありがとね、ラウラ)
男子更衣室
一夏「やれやれ…やっと一人になれた…」
一夏「今のうちに煩悩を消しさらないとな」
一夏「そういえば、ちょっと前はシャルがここで着替えてたんだよな」
一夏「ここで…正確にはここら辺で」
一夏「ここら…辺で…」ウロウロ
一夏「……」(意味もなく深呼吸)
一夏「……」(深呼吸2回目)
一夏「!!」ハッ!?
一夏「違う!違うだろ!?そうじゃないだろ!?」
一夏「今俺は何をした!?深呼吸?そう、深呼吸だ!」
一夏「落ち着くんだ!俺!煩悩なんて消し去れ!」
一夏「うおああああああああああああああああああああ!!!!!!」
女子更衣室
ウオアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!
セシ「!?なんですの!?この雄叫びは!?」
箒「まるで肉食獣の如き咆哮だな…しかし、どこかで聞いたことがあるような…」
ラウラ「狼か?珍しいな、日本にもいるのか」
シャル「いやいや、狼なんてこの近辺にはいないよ、ラウラ」
セシ「シャルロットさん!お体の方はもう大丈夫でして?」
シャル「うん、おかげさまで。それにもし何かあっても今度はラウラがいるから大丈夫
だよ」
セシ「ラウラさんが?どういう意味ですの?」
ラウラ「ルームメイトの秘密という奴だ」
シャル「そういうこと♪」
箒「???」
シャル「さっ、準備しよ」
ラウラ「うむ」
箒(まぁ、元に戻ったのだからそれでいいか)
セシ(なーんか納得いきませんわー)グヌヌ
生徒B「皆、準備出来た?それじゃグラウンドに行くよ!」
箒「お、もう一夏がグラウンドにいるではないか」
一夏「……!」スクワット
ラウラ「そのようだな。それにあのウォーミングアップの力の入れよう、かなりの覚悟でこの訓練に臨むらしい」
セシ「いや、あれはどう見ても力いれすぎな気が…」
一夏「……!」カタテウデタテ
箒「確かに目つきがどこか怖くなってるような…」
箒「シャルロットの調子が良くなったと思ったら、今度は一夏がおかしくなるとは…一
体どうなってるんだ?」
一夏「……!」サンボンユビタテ
千冬「よし、全員集合したな。整列!織斑も自主練はそこまでにしろ」
一夏「ハイ!!」
千冬「う、うむ…覇気があるのは素晴らしい。訓練もその意気で臨むように」ビクッ
一夏「ハイ!!」
千冬(一体何があった)
千冬「今回の授業はクロスレンジとミドルレンジの戦闘距離についてだ」
千冬「座学で理屈は知ってるかもしれんが今回は実際に体感してもらう」
一同「ハイ!!」
千冬「では、実際にやってもらうことにしよう。では…」
千冬「デュノアと織斑、実際にやってみろ!」
シャル「ハ…えええ!?」
一夏「ハ…ウェ!?」
千冬「聞こえなかったのか!織斑、デュノア前に出ろ」
千冬「お前たちの装備や相性を考えた結果、最適だと判断した。専用機乗りの意地を見せてみろ!」
一夏・シャル「………」
シャル「…はい」
一夏「ハイ…」
シャル「よろしくね、一夏」
一夏「お、おう…」
シャル(ラウラには大丈夫、って言ったもの…
まさかいきなりこんな修羅場なんて想像してなかったよ)
一夏(どうするよ、俺…こんなところで無様な真似は出来ないぞ…
とりあえず振り切れ、煩悩をすべて振り切るんだ俺!)
シャル(あ、ラウラが心配そうな顔してコッチ見てる大丈夫、大丈夫だよ~)手を振る
(あ、笑った。可愛いなぁ、ラウラ…)
千冬「それでは各自、ISを展開しろ!」
一夏・シャル「はい!!」
<IS展開>
一夏(平常心平常心)
シャル(いつも通りいつも通り)
一夏・シャル(昨日の夜のことなんて考えるな…ただ今は相手に集中しろ)
ラウラ「シャルロット…」ハラハラ
一夏・シャル(ん?相手?)
一夏・シャル(相手は)
一夏(シャル)
シャル(一夏)
一夏・シャル(ああああああああああああああ!!!!!?)
一夏side
俺はシャルの体に手を這わせる。ゆっくりと、それでいて彼女の理性を侵食するように
大胆に。
乳房を優しく揉む。切なげな吐息が聞こえ、俺は言い様のない充足感を得る。
これだ、この声が聴きたかった…ともすれば拒絶を訴えるようなこの声。
しかし、俺にはこれが次なる愛撫を求める懇願の嬌声だと確信を持ってわかる。
それは何故か?
そんなの簡単だ。シャルの熱にうるんだ瞳、俺の体を離すまいと快楽に悶える四肢、そ
して何よりも何回にも及ぶ彼女の夜との経験…
それら全てが彼女がまだ欲している、と俺の本能に訴えかけてくるのだ。
その反応に俺は満足し、乳房を強く揉む。より大きな嬌声。
乳房の先端の突起物を口に含み弄ぶ、声にならない声。息を吐くことが精いっぱいで声
帯を使う余裕すらないといったところだ。
しかし、シャルの瞳は絶えず何かを求め続けるように潤んだまま、いや、その奥にある
情念はさらに強さを増したともいえる。
いいだろう、俺は嗜虐的な笑みを浮かべ、そして…
シャルside
一夏が僕の体を弄る。何度重ねたかわからない行為、だけれど僕の体は常に淫らに反応してしまう。
一夏が僕の胸を揉む。優しく…という表現とはちょっと違う。どちらかというと焦らしてるのだと思う。僕の理性を崩すために。
いいよ、一夏が望んでくれるんだったら僕はどこまでも淫らになってみせる。
そんな僕の気持ちに答えたのか、それともすでに反応していたのか、一夏の愛撫に僕は嬌声をあげ、只々受け入れる。
もっとしてほしい、もっと一夏を感じたい。
色々とまじった感情をぶつけるかのように僕は四肢で一夏の体を、心を抱きしめる。
ようやく一夏の愛撫が本格化した、胸を強く揉み、乳首を口で弄ぶ。
声を上げることすらままならない、ただ息をするのみ。だけど、まだ足りない…もっとしてほしい。
息が上がりすぎているためにその感情を言葉に乗せることはできない、なので瞳で訴える。
一夏が野性的な笑みを浮かべる、よかった、通じたんだ…僕は精いっぱいの笑顔を見せる
そして…
一夏・シャル「うおああああああああああああ!!!!!!」
一夏(何俺は昨日の淫夢を思い返してるんだよおおお!!)
シャル(今、僕、昨日の思い出してたよね!?何やってるんだよ僕はあああ!?)
一夏(まずい!!)
シャル(このままじゃまずい!!)
シャル「織斑先生!」
一夏「千冬姉ェ!」
千冬「うぉ…!なんだ!それに織斑!授業中は織斑先s…」ビクゥ
一夏「織斑先生!」
千冬「……あぁ」タジタジ
一夏・シャル「合図お願いします!!」
千冬「いや、別にお前達のタイミングで…」
2人「お願いします!!!」
千冬「あぁ、わかったよ…」
千冬(一体なんだというんだ…)
ラウラ「ハッ!?まずい!シャルr…」
千冬「はじめ!!!!」
一夏・シャル「うおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!」
カッ!
<昼休み>
鈴「で、少年漫画の如く雄たけびを上げた結果2人は激しいドッグファイトを展開し、どっかで操縦ミスって垂直降下失敗」
鈴「今に至るって訳ね…」
シャル「うん…」
一夏「おっしゃる通り…」
鈴「バッカじゃないの!?」
ラウラ「本当に心配したんだぞ!」
シャル「ごめんね、ラウラ…」
箒「2人とも軽い脳震盪のみ、後遺症はないのが奇跡みたいなものだぞ。今後は気を付けるんだな」
セシ「しばらくの間、文字通り頭を冷やしてくださいましな」
一夏・シャル「ハイ…」
シャル「午前の授業はそのせいで出席出来なかったけど…」
一夏「午後の授業で完全復活だからさ!」
シャル「御心配おかけしました」
一夏「しましたー」
ラウラ「もう2人に無茶はさせられんな」
一夏「今度こそ大丈夫だって、ラウラ!」
シャル「そうそう、今度やる基礎訓練の補習も必ず合格するからさ」
一夏(あれ?)
シャル(僕達)
一夏・シャル(普通に会話出来てる?)
ラウラ「補習?」
一夏「そ、今回の訓練で基礎的な所でミスしたからな。今度の休日返上して基礎訓練の補習だってさ」
シャル「織斑先生の監視の下でね…」
鈴「ねぇ、この3人…」ヒソヒソ
箒「奇遇だな、私も同じことを思った」
セシ「同じく、ですわ」
3人「「「なんか家族みたい」」」
<放課後・一夏自室>
一夏「ってことがあってさ、やっぱり俺ってシャルのこと…好き…なんだよな…って気
づいたんだよ」
一夏「どうしよう!意識したらなんか緊張してきた!」
一夏「どうしよう!弾!!」
弾『知るか!!ってかんなことで俺に電話してくるな!お前!』
一夏「だってこういうこと話せるのお前しかいないし…」
弾『あー…そういやそうだったね…、ジョシコウカヨッテルンダモンネオマエ、ウラヤ
マシー』
一夏「でさ、どうしよう!」
弾『いや、どうしようってお前…そんなのあとはこk』
一夏「ん?どうした?」
弾『いや、その先の答えはお前が見つけろや』
一夏「え?どうしてだよ!?」
弾『俺は妹の味方でいたいんでね、悪いがこれ以上何も話したくないな』
一夏「は!?どういうことだよ!なんで蘭が出てくるんだ?」
弾『カーッ!これだから…まぁ、いい!そのうちまた遊びに来いよ!』
一夏「は!?」
弾『じゃあなっ!』ガチャッツーツー
一夏「なんだよ、勝手に切って…」
一夏「ホント、これからどうしようかな」
一夏「まぁ、いいや。とりあえず今日は寝よう、なんか疲れた」
<数日後~補習前日~・一夏自室>
一夏「ただいま~」
一夏「あれから特に進展はなし…」
一夏「それに加えて、明日は千冬姉の補習があるし…」ハァ
一夏「」ムラムラ
<同時刻・シャル、ラウラ自室>
ラウラ「そういえば、シャルロット」
シャル「ん?なぁに?
ラウラ「翌日の補習の試験、どこでやるのだ?」」
シャル「あ…」
ラウラ「知らないのか?」
シャル「そういえば…あの日色々あって、結局聞いてなかったんだよ…」
ラウラ「今から教官に聞きに行くのは」
シャル「多分、相当怒られちゃうと思うから…出来ればパスで…」
ラウラ「では」
シャル「一夏に聞きに行くしかないかな…」
一夏(取り出したるはいつぞやの水着姿のシャルの写真
偶然にも横に俺も写っているため、男の俺でも堂々と買えた奇跡の一枚だ)
一夏「そして…」
一夏(机の引き出し、の上の板を取り外し秘蔵の本を出す。表紙にはジャージ娘特集!と書かれている)
(折り目が付いているために、簡単にお目当てのページが見つかった。)
(ルームメイトだったころ、シャルが着ていたのに似ている)
一夏「♪」
一夏(俺はそのページの横に例の写真を置き)
一夏「………」コスコスコスコス
一夏(あのときの俺に言ってやりたい
迂闊なことをするなと、軽率なことをするなと、見て見ぬフリをするなと、もっと注意を払えと!
運命という名の女神は、思った以上にずっと性悪でいつでも戯れの糸をおまえの周囲に張り巡らせているのだと…!)
<同時刻・シャル、ラウラ部屋>
シャル「うーん、ダメだ…一夏ってば携帯に出ないや…」
ラウラ「もしかしたら本日の課題をしているのかもしれんな。こうなっては聞きに行くしかないだろう」
シャル「そうみたいだね、僕ちょっと一夏の部屋に行ってくるよ」
シャル(あの一件から僕はなんとか例の夢を脳の片隅に追いやることが出来た)
(といってもアレは所詮夢の中の出来事だったわけで…保健室で休んだり、皆と
過ごしているうちに、頭から消え去っていただけなんだけれど)
シャル「一夏、部屋にいるかなー」
<一夏自室>
一夏(俺のコンサートは今まさに最高潮だ。シャルのジャージの下のみを脱がし、上は胸だけが見えるような形になっている)
(こういったコスチュームプレイで全裸にするのは愚の骨頂、半裸にしてこそそのパフォーマンスが最大限に発揮される)
一夏「シャル…!シャル…!!」
一夏(今回のシャルは受けだ。
昨日(の妄想で)は俺の上に跨るという非常にアグレッシブな一面を見せたものだが、この誘い受けの体制こそ彼女らしいといえよう)
シャル「一夏ー、いるー?」コンコン
???「フォオオオオオフォオオオオオオ」(消え入りそうな声)
シャル「…………?」
シャル「なんだろ?風切り声かな?窓開いてたり?」
シャル「一夏ー!僕だけど!シャルだけど!」コンコンコンコン
一夏オ◯ニーに集中しすぎだろwwww
308:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/09(金) 11:42:11.44:G7pUlyqu0一夏「うぉおおおおお!!シャル!シャル!!」コスコスコス
シャル「もしかして泥棒…!?どうしよう!」オタオタ
一夏「可愛いよ!可愛いよ!!」
シャル「ごめんね、一夏…!勝手に入るから!」
一夏「シャル!イくぞ!!」クァッ
シャル「そこまでだよ!!」バン!!
一夏・シャル「「あ」」
シャル「なんだ…一夏いるんじゃ…あ////」
一夏「あ…うぁ…」
シャル「えーと…その…」
一夏「いや、これはだな…えーと…お前の名前じゃなくて、えーと…」
シャル「知ってるから!僕!昔、保健の授業でこういうことしなきゃ男の人は大変って!」
一夏「え、いや、まぁ、そうなんだけど…」
シャル「大丈夫!!大丈夫だから!!////」
一夏「いや、大丈夫って…俺はあんまり大丈夫じゃ…」
シャル「忘れるから!他の人には言わないから!!//////」
一夏「あの、そのだな…!」
シャル「それじゃあ邪魔しちゃってごめんね!ごゆっくり!あとお休み!!」ダッ
一夏「………」
鍵かけろよwwwww
318:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/09(金) 11:54:18.68:3kjqhaJDO一夏「………」
一夏「」ポチポチ
<同時刻・五反田亭>
弾「ん?一夏からメールだ…どれどれ?」ポチ
一夏『好きな子をオカズにしながらオ◯ニーしてるところを好きな子に見られた。
あと、面白い死に方教えて』
弾「………」(敬礼
蘭「兄ィ!ちょっと早くお店手伝ってよ…って何敬礼してるのよ、携帯に向かって…」
弾「散っていた者の鎮魂だ…」
蘭「は?」
一夏「」(ベッドに倒れこむ)
一夏「シニタイ…面白くシニタイ」グヌヌヌヌ
一夏「あー…どうしよう…確実に引かれた…下手したらオカズのネタも見られた…」
一夏「あーうー…ん?メール?ラウラからだ」
ラウラ『あしたのほしゅうはどこでおこなわれるのだ?しゃるろっとがききにくそうにしてたからわたしからきいてみた』
一夏「」
一夏「10:00にアリーナ登場口に集合だ、っと…」
一夏「あー死にたい…」チラッ(白式を見る
一夏「ISって自爆機能ついてないのかな…」ジーッ
一夏「よし、ちょっと調べよう!」
(数十分経過)
IS『登録認証コードが違います。自爆機能の展開は許可できません』
一夏「ですよね!!」
シャル「////」
シャル(見ちゃった、見ちゃったよう!男の人の!しかも一夏の!)
シャル(よくソーセージとかで例えられるけど全然違うじゃないか!もっと狂暴だったよ!)
シャル(もっとこう…筋張っていて…って何を思い返しているのかな!僕は!)
ラウラ「おい、シャルロット」
シャル(本当に男の人ってああいう風に自分を慰めるんだ…凄いなぁ…)
ラウラ「おーい」
シャル(あー明日どうしよう…そういえばドア開けるとき、一夏ってば何か言ってたような…えーと)
ラウラ「また呆けているのか?」
シャル(えーと、確か…“…ぁる”だったっけ?うーんと…、もう少しで思い出しそう
!)
ラウラ「シャルロット!」タックル
シャル「うわ!!ラ、ラウラ!?どうしたの?」
ラウラ「どうしたの?ではないぞ、さっきからずっと呼んでいるのに!」ムー
シャル「アハハハハ、ごめんね。で、何かな?」
ラウラ「明日の補習の集合場所がわかったぞ、アリーナ登場口に10時集合だそうだ」
シャル「わざわざ調べてくれたんだ…ありがとうね、ラウラ」
ラウラ「これくらいどうということはない」フンス
シャル(あれ?さっきまで何考えてたんだっけ?)
<翌日・アリーナ>
千冬「よし、集まっているな。では補習を開始する」
一夏・シャル「はい!」
一夏(まぁ、あの時は死ぬって言ってもそう簡単に死ねないって…)
シャル(…一夏が僕の方向いてくれない…謝りたいんだけどな…)
千冬「まずは基礎中の基礎からだ、まずは織斑やってみせろ」
一夏「はい」
シャル(これが終わったら…勇気出して話しかけてみよう!)
<同アリーナ・AM11:30>
千冬(一夏、デュノア共に問題はないようだな、あの訓練は単なる不調だったということか)
一夏「」ビューン
シャル「」ビューン
千冬(一夏は若干集中しすぎな感もあるが…まぁいいだろう)
千冬「以上で訓練を終了する!!」
一夏「!はい!」
シャル「はい!」
千冬「とりあえずは先日のお前達は単なる不調期にあったと報告しておく。ご苦労だったな、あとは自由にしていいぞ」
一夏・シャル「はい!ありがとうございました!!」
千冬「あ、言い忘れていた。グラウンドの整備はしっかりしておくように。解散!」
一夏・シャル「ハイ…」
<グラウンド整備中>
一夏(くっそー!試験を順調に終了させればいいと思っていたのに…!)ガシガシ
シャル(これは思わぬチャンス到来だ!早く謝っちゃわないと!)ガシガシチラッチラッ
シャル「ね、ねぇ一夏?あのさ」
一夏「おおっと!あっちの地面も荒れてるな!ならしとかないと!!」ダッシュ!
シャル「あ…うぅ…」
シャル(まだ…まだ慌てる時間じゃない!)
一夏(あれ?今のってひょっとして昨日のことを謝るチャンスだった!?)
一夏(よし…次はこっちから…!)
一夏「なぁ、シャル」
シャル「ひょわあああ!?あー、あっちの地面も荒れてるなー!」
一夏「」
シャル(あーもう、何やってるんだよ!僕のバカ!)
一夏・シャル(こうなっては作業中に謝ることは諦めた方が得策だ)
一夏(グラウンド整備が終わり、用具の片付けも終え)
シャル(作業内容と点検報告を含めた回覧を作る、そのタイミング!)
一夏・シャル(2人が面と向かい合わざるを得ない、その瞬間こそが謝る最後のチャンス!)
一夏(この機会を逃せば)
シャル(しばらくは2人きりになる機会なんて作れない!)
一夏・シャル(今のうちに想定しうる状況と謝り方を考えておかなくては!)
<同場所・12:03>
一夏(グラウンド整備はつつがなく終了した…)ギィ※トンボを仕舞う
シャル(次に報告書を書く段階で仕掛ける…)ガチャン※ホースを仕舞う
一夏(俺が考えた謝り方30通り)スタスタ
シャル(僕が考えた分岐状況20通り)テクテク
一夏・シャル(ここで一気に謝り倒して昨日の件はすべて水に流してもらう!)
一夏「…それじゃあ、報告書書くか」
シャル「うん、そうだね」
一夏「ほら、俺の名前書いたから、次はシャルの名前と学生番号書いてくれよ」※報告書を渡す
シャル「うん、ありがと」※報告書受け取る
一夏・シャル(今だ!!!)
一夏・シャル(今のうちに想定しうる状況と謝り方を考えておかなくては!)
一夏「あ、あのさ!シャル!」
シャル「あのね!一夏!」
一夏・シャル(被った!!?)
一夏「あ、えーと…そっちからどうぞ…」
シャル「いやいや一夏の方から…」
シャル(いや、一夏は“譲りあい”精神が根底にある日本人…
このまま遠慮する泥仕合になるより僕が謝った方が流れがスムーズになるかも)
シャル「え、えーと…じゃあ僕から言っていいかな?」
一夏「お、おう!いいぞ!」
シャル「その、昨日のことなんだけど」
一夏(やはり来たか!)
シャル「僕ってほら、この学園に入るために男の人がどういうことしてるか勉強したか
らその…」
「オ…ニーするのも知ってて、だからね?別に一夏がしてるからってその…」
一夏(あぁ、やっぱりなんか恥ずかしそうにしてる…ここは男の俺が行かなくては!)
一夏「ゴメン!シャルも、その…オ◯ニーのネタにしたら嫌だって思うよな!でも勘違いしないでくれ!確かにあの時はああいう妄想してたけど、普段は違うから!
純粋に好きなだけだから」
シャル「だからその…ドア勝手に開けちゃったのはまずいと思うし、開けた張本人の僕が言うのもアレだと思うけど…」
一夏「好きな子を思ってするのはしょうがないんだよ!男の病気みたいなものだから!
普段からシャルをそういう目で見ている訳ではなくて、ああいう場だからこそ!」
シャル「そりゃ、え、好きな子?」
一夏「え」
シャル「え」
一夏・シャル「」
シャル「え、一夏…今僕のこと好きって…」
一夏「え…えーと…」
シャル「その…」
一夏「あぁぁぁぁぁぁ…」
シャル「本当?////」オドオド
一夏「!」
シャル「////」
一夏「…本当だ」
シャル「!!」
シャル「……」
一夏「まぁ、その…昨日の夜に一人であんなことしてた男に告白されても嬉しくないだろうけど…」
シャル「僕も…」
一夏「ん?」
シャル「僕も、一夏の事…好きだよ?////」
一夏「え」
シャル「でも一夏は、僕なんかでいいの?僕はその…家庭事情があんななんd」
一夏「関係ない」
シャル「…」
一夏「そんなことどうだっていい、もしもそのことでシャルのこと馬鹿にする奴がいた
ら俺は許さない」
シャル「一夏…」
シャル「……////」
シャル「ということはさ…」
一夏「ん?」
シャル「僕と一夏ってこれから恋人ってことでいいのかな?」
一夏「ん、あぁ、そう…だな」
シャル「えへへ、それじゃこれからもよろしくね!一夏!」
一夏「じゃあ報告書も書き終わったし、持っていくとしますか」
シャル「あ、僕も一緒に行く」ウデクミ
一夏「お、おう///」
シャル「えへへへ////」
シャル「あのさ、一夏」
一夏「ん?」
シャル「昨日、一夏がしてたことなんだけど…」
一夏「お、おう」
シャル「今日はその…汗臭いからダメだけど…その内…ね♪」
一夏「////」
<職員室前 12:30>
一夏「さて、昼飯はどうしようかな。シャルはどうしたい?」
シャル「僕は…一夏とデートしながら決めたいなー、なんて」チラッ
一夏「わかったよ、それじゃあ外出許可貰ってくるから、着替えててくれ」
シャル「うん!それじゃあ校門で待ってるから」
一夏「了解」
<数週間後・某喫茶店>
鈴「気づいたら一夏とシャルロットが付き合っていたでござるの巻」
箒「いつだ?どこでだ?どうしてこうなった?」
ラウラ「おそらく数週間前の補習の頃だろうな、帰ってきたシャルロットの機嫌がすこぶる良かった
うっかり彼女のプリンを食べてしまったんだが、『しょうがないなー♪』で許してもらえたぞ
怒られることを覚悟していたのだが、あの笑顔は逆に怖かった」
セシ「くううううっ!なんてことですの!一番警戒していたのに!」
鈴「まぁ、大したアプローチかけてこなかった私らに非があるってことよね」
セシ・箒「ぐぬぬぬぬぬ」
鈴「悔しいがまだ慌てる時間ではない…まだ一夏はシャルの嫁になったわけではないからな」
3人(器でけぇ…)
鈴「それで件の2人は今どこにいるのよ?」
箒「確か放課後に2人で特訓しているハズだが…」
鈴「ハッ!どうせ違う特訓に勤しんでるんじゃないの!?」ケッ
セシ「下品ですわよ、鈴さん」
鈴「ごめん…」
箒「残念ながら鈴の意見は的外れだ。2人は付き合う前以上にしっかりと訓練してるぞ」
鈴「マジ?」
箒「マジだ」
セシ「デートとかなさらないのでしょうか?」
箒「話によると、外出記録は学校の頼みごとでしか登録されてないな」
ラウラ(なんで箒はここまで詳しいのだろう)
鈴「ラウラ」
ラウラ「ん?」
鈴「シャルロットが夜な夜な抜け出したってことない?」
ラウラ「ないな」
セシ「でも、いつぞやシャルロットさんより早くお休みなると…」
ラウラ「肯定だ。
なのでシャルのベッド付近から出口までいくつかセンサーと監視カメラを仕掛けた」
鈴「で、その結果」
ラウラ「私達の自室に何者かが侵入した形跡も出ていった形跡もない」
鈴「ちなみに誰の指示で仕掛けたの?」
ラウラ「箒だ」
セシ・鈴「」
セシ「ストーカーじゃありませんの…」溜息
箒「……」
箒「ゴホン、つまり2人は休日しからしい逢瀬を重ねていないということだ」
セシ「そのようですわね」
鈴「なーんかからかいにくいわよねー…」
セシ「シャルロットさんはいいとして一夏さんは最近勉強の調子もいいらしいですし」
箒「幼馴染+黒髪は最強属性だと、姉さんから聞いていたのに…」
セシ「金髪巨乳ですのに…」
鈴「幼馴染+ロリなのに…」
3人「ハァ・・・」
ラウラ(何の話だ?)
ラウラ「あ、この季節の果物タルト1つ」
<同時刻・グラウンド>
シャル「そろそろ時間だし、今日はここまでにしようか」IS解除
一夏「了解、確かに陽がおちてるもんな」IS解除
シャル「あのさ一夏、晩ご飯なんだけど…」
一夏「ん?いつも通り学食でいいんじゃないか?」
シャル「……!」ムー!
一夏「ん?」
一夏「シャルどうした?」
シャル「別に!」プイ
一夏「怒ってないか?」
シャル「全然!」プイ
一夏(いや、怒ってるだろ…)
シャル「せっかく昨日から今日のために晩御飯の下準備しておいたのに、それに一夏が気付かないから腹立ててるだけだよ!」
一夏(それを怒ってるっていうんじゃ…)
一夏「って、晩飯用意してくれたのか?」
シャル「そうだよ」ムス
一夏「あー、昨日の教室の予備の蛍光灯買いに行くついでにたくさん食材買い込んだのって…」
シャル「今日のためだよ!」
一夏「いや、ラウラと料理でもするのかと…」
シャル「いや、それは…ラウラにもおすそ分けはするけど…だったら一夏の好きな食べ物なんて聞かないでしょ!?」
一夏「…おっしゃる通りです…」
シャル「これは気付いてくれてると思ったんだけどなぁ…」
一夏「悪い…」
シャル「いいよ、許す。その代わり、晩御飯は…」
一夏「勿論、シャルの手料理をありがたくいただきますよ」
シャル「ん♪」ウデクミ
<物陰>
鈴「ナニアレ」
箒「入り込む隙間が見えない…だと…!」
セシ「」
ラウラ「セシリア、大丈夫か。目に光がないぞ」
セシ「」
鈴「相当ショックがデカかったみたいね」
ラウラ(これがクラリッサの言っていたレ◯プ目という奴か)
箒「しかし、なんだ…あの2人を見ているとこうしている私達が惨めに思えてくるな」
鈴「そうねー…無性に泣きたくなる」
箒「心からの祝福は出来んが」
鈴「見守ってやるとしますか」
セシ「」
<一夏自室・20:00PM>
一夏「ごちそーさまでした、美味かったー」
シャル「はい、お粗末様でした」カチャカチャ
一夏「いいって、片付けくらいは俺がするから」
シャル「片付けするまでが料理なんだよ」
一夏「じゃあ手伝うよ」
シャル「んー、それじゃお願いしようかな。鍋の焦げ付き剥がしてくれない?」
一夏「了解」
<一方>
千冬「真耶、飲みに行くぞ」
山田「ええっ!?今日もですかぁ!これで3日連続じゃないですか!」
千冬「……」
山田「いくら織斑君に素敵な彼女さんが出来て寂しいからって、私にその鬱憤を晴らすのは…」
千冬「行くぞ」
山田「見当違いだと、痛い!痛い!イタタタタタタタッ!!耳掴まないで下さい!行きます!行きますから!!!」
<飲み屋>
千冬「昔はなぁ…一夏の奴は私の後ろをいつも着いてきて」
山田(うわ、早っ…出来上がるの早っ。まだビール1杯ですよ?)
千冬「千冬姉、千冬姉とそりゃーもう天使のような愛くるしい笑顔で…」
山田(この話、もう7回くらい聞いた気がするんですけど…)
山田「あー、はいはい、その天使のような織斑君に彼女が出来るのはさぞや悲しいでしょうねー」
千冬「いやっ!いつかは一夏は自立する訳だし!彼女が出来るのは当たり前だ!それに?デュノアもいい生徒だし…」
山田(あーもう、面倒くさいなぁ)
千冬「そう、あれは一夏が幼稚園児の頃だったな…」ヒック
山田(まただよ…)
千冬「一夏が初めて男と女の体の違いに興味を持ち始めた時だった…」
山田(このブラコン浄化されないかな、治らなくていいよ。不治の病だし、コレ)
千冬「聞いてるのか!真耶!!」
山田「あぁ、ハイハイ聞いてますよ~。その後織斑君が一緒にお風呂入ろうって」
千冬「そう!一夏との久々のお風呂!そこで私は一夏にry」
山田(早く朝にならないかな)
シャル(そんな日がいつまでも続くと…そう思っていました)
<翌日早朝・教員室>
千冬「おはようございます」
山田「お゛は゛よ゛ござい゛ま゛ず」
千冬「?どうしました?山田先生?寝不足ですか?」キリッ
山田(これだから酔っ払いは…!!)ギリギリ
Plllllll
千冬「はい、IS学園教員室ですが…え?」
<同時刻・食堂>
一夏・シャル「おはよー」
箒「おめでとう」※死んだ目
セシ「」
鈴「おめでとう」※死んだ目
ラウラ「おめでとう」
シャル「えっと…ありがとう…?」
一夏「どうしたんだよ?皆?」
鈴「別に…とりあえず勝者の余韻に浸らせてあげるのも一興でしょ」
箒「まだ私達は諦めたわけではないからな」
ラウラ「セシリア、しっかりしろ。朝食をとらんと午後までもたないぞ」
セシ「」
一夏「は?なんの話だよ?」
シャル「あははははは、いいね。宣戦布告?いいよ、負けるつもりないから」ビキビキ
鈴「ふふふふふ」
箒「ははははは」
シャル・箒・鈴「ははははははははははははははは!!!」
千冬「デュノア、少しいいか」
シャル「はい!なんでしょうか織斑先生!」
千冬「少し来てくれ、お前宛に電話が着ている」
シャル(なんだろ?)
シャル「わかりました、今すぐ行きます」
千冬「すまんな。お前ら、遅刻するなよ」
一夏・箒・鈴・セシ・ラウラ「はい」
シャル「それで、僕宛に電話って…」
千冬「デュノア社の社長、お前の父親からだよ」
シャル「……!」
千冬「本来、お前の立場を考えればこの電話を繋ぐべきではないのだがな。
だが、親にも子を確認する権利というものがある。そこを上手く利用された」
千冬「すまない」
シャル「大丈夫ですよ。もう僕はあの頃の僕とは違いますから」
千冬「そうか、それと…デュノア」
シャル「はい?」
千冬「…………いや、なんでもない」
シャル「? はい」
千冬「では、頼む。プライベートなこともあるだろうから私は外に出ている
何かあったら呼んでくれ」受話器パス
シャル「……ハイ」
シャル「お久しぶりです、父さん…」
シャル「はい、…はい、変わりありません」
シャル「…なんでそのことを!?随分と耳がお早いんですね、一介の高校生の交際事情までご存じだなんて」
シャル「えぇ、ありがとうございます。でもこれは父さんには関係ない話だと思うのですが」
シャル「!?待ってください!その件ならもう、今後のリヴァイブカスタムの成績で挽回してみせると…実際にデュノア社の業績だって多少は右肩上がりに…」
シャル「一夏と交際したのはそれが目的ではありません!」
千冬(デュノア?)ガチャ
シャル(織斑先生!?すいません、なんでもないんです)ペコリ
千冬(む、わかった)ガチャ
シャル「いえ、なんでもありません。それで…その話と今回の件、なんの関係が?」
シャル「残念ながら一夏はもう僕がこの学園に転入してきた理由は知っています。デュノア社の企みも全て一夏には…え?」
シャル「そんな!待ってください…!そんなことしたら下手したら一夏の専用機が剥奪されて…!!」
シャル「………わかりました…はい、はい…失礼します…」
シャル「………」グスッ
シャル「…………」涙フキフキ
ガチャ
千冬「随分と口調を荒げていたな、何かあったか?」
シャル「いえ、なんでもありません。“本国に戻ってこい”って。3年間は通い続ける、って突っぱねちゃいましたけど…」テヘヘ
千冬「……そうか」
キーンコーンカーンコーン
シャル「」ガラッ
一夏「よう、シャルロット!電話だれか…ら…?」
ラウラ「む、シャルロット、何かあったのか?」
シャル「ん、お父さんから電話でね、ちょっと喧嘩しちゃった」
一夏「……そうか、まぁ、アレだ。今週末、久々に遊びに行って憂さ晴らそうぜ!」
シャル「いいね、それ。行きたいな」
ラウラ「親がどういうものか私には分からないが、どうしようもなく辛いことがあった
ら遠慮なく話してくれ。絶対に力になる」
シャル「うん、ありがとう。ラウラ」
セシ「シャルロットさん!!」※完全復活
シャル「?」
セシ「おめでとうございます!ですが、負けたつもりはありませんわ!!」キリッ
一夏・ラウラ「」
シャル「あははは、頑張るよ」
ラウラ(?)
<昼休み>
鈴「あ、セシリアが生き返ってる」
セシ「ふふん!セシリア・オルコット、完全復活ですわ!!」
鈴「あーハイハイ」
セシ「ちょっと!?自分から話題振っておいて、流すって酷くありませんこと!?」
ゴロゴロ
箒「しかし、曇っているのにわざわざ外で弁当を広げることもなかろう」
一夏「そうだなー、ここだと気分スカっとするかと思ったんだけど…」
鈴「逆に気が滅入るって」
ラウラ「む、教官から連絡があったぞ。雨天時のグラウンド調整のため、午後のISの訓練は座学に変更されるそうだ」
一夏「うげっ、マジかよ…!」
箒「座学か…仕方ないな。戦略を学ぶのも兵法には大事なことだ」
シャル「そうだよ、一夏。しっかり勉強しとかないと!専用機持ちなんだから」
一夏「へぇーい…まぁ、いざとなったらシャルに教えてもらうし…」
箒・鈴・セシ「…!!」ビキビキ
シャル「あはははは」
ラウラ(シャルロット?)
<放課後>
一夏「おーいシャルー、今日はどうする?」
シャル「あ、一夏、ゴメン。僕ちょっと今日先生から頼まれごとされちゃってて…」
一夏「む、そう…か。わかったよ。大人しく部屋で今日の授業の復習でもしてるよ」
シャル「そうそう、しっかり座学も勉強してよね」
一夏「へいへい、じゃーな」
シャル「うん」
<夕方・アリーナ>
シャル「」テクテク
シャル(ここで一夏と…付き合うことになったんだよね…)
シャル(色々あったなぁ。ラウラと最初は仲悪くて…でも今はルームメイトで仲良しで)
シャル(一夏の部屋で初めてHした時は緊張したなぁ…嬉しくもあったけど…)
ポツポツ
シャル(本当に本当に楽しかった)
ザーザー
シャル「雨…か…」
シャル「バカだなぁ、僕…こんな生まれの娘が幸せになれるはずなかったんだよね、父さんの…あの人の言うとおり、僕は妾の子だから…」
シャル「バカだなぁ、僕…でも、最後に…最後に我がままいいかな…」
>>577
>>シャル(一夏の部屋で初めてHした時は緊張したなぁ…嬉しくもあったけど…)
え?
え?
579:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/09(金) 22:59:22.35:NhsyM0Y+0>>シャル(一夏の部屋で初めてHした時は緊張したなぁ…嬉しくもあったけど…)
え?
え?
なん…だと…?
585:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/09(金) 23:04:11.91:G7pUlyqu0<深夜・一夏自室>
一夏(シャルの奴、結局今日一日中元気なかったな…)ウトウト
一夏(とりあえず明日、もう一度様子を見て)ウトウト
ピーップシュー
一夏(ん?ドアの開閉音?)
一夏「誰だ?」
シャル「僕だよ、一夏…」
一夏「シャル?どうしたんだ、こんな夜中に……んむっ!?」
シャル「んっ…!ん…ぷはぁ…ん!」レロ
一夏「おい、どうしたんだよ!シャル!その、セッ◯スは週末だけって…!」プハァ
シャル「ごめんね、一夏…でも、今…どうしても一夏が欲しいんだ…」
一夏「シャル」
シャル「ごめんね、一夏。でもこんなワガママ、これっきりだから…ね?」
一夏「…わかった…」ガバッ
シャル「うん、ありがと…ひゃん!あぁ…!凄い…一夏ってば…ひゃう!結構燃えてる?」ビクン
一夏「ったり前だろ、シャル相手で燃えない日はないよ!んむ」レロ
シャル「ん…!嬉しいな、僕の体でこんなに興奮してもらえるなんて…今日は僕をあぁん!めちゃくちゃに…して?」
一夏「シャル…お前、下着…」
シャル「穿いてこなかったんだ、すぐに一夏に愛してもらえるよう…きゃあっ!?そんな…いきなり指で…んぁあ!」ピクン
一夏「穿いてこないどころか、濡れてるじゃないか…さっきのキス?」クチュクチュ
シャル「一夏のえっち…あぁん!もっと…!」ハァハァ
一夏「言わないんだ…どうしようかなー…」※胸をやんわりと揉み始める
シャル「えぇ、どうして抜くの…!?酷い…ん!ひどいよぉ…!」
一夏「全部、正直に話したら…続きだな」
シャル「………でした////」モマレモマレ
一夏「ん?」
シャル「キスどころか、一夏の部屋に向かってる時から濡れてました!一夏に抱かれる
と思うと興奮が止まりませんでした!」
一夏「お…ぅ」
シャル「一夏ァ?正直に言ったよ!?だからだからふぁああああん!!」グチュグチュ
一夏「わかってるよ、お姫様」
シャル(これでいい…最後の思い出だから)
シャル「い、ちかぁって・・・後ろから、あぁ!するの…はぁ、好き…だよね…はぁあん!」パンパン
一夏「そりゃ、シャルを征服した気になれるからな」ズンズン
シャル「征服…ふぅあん♪、いいね…一夏に征服されちゃいたい」パンパン
シャル(ごめんね、そしてありがとう、一夏…)
一夏「シャル…もう、限界だ…シャル!!」
シャル「んん!ボクぅ…もうだめになっちゃてるよお…ああん!」
一夏「シャル!」
<一夏自室 AM6:00>
一夏「ん…もう朝か…」ボリボリ
一夏「シャルは…自分の部屋に戻ったのか…そっか、今日は学校あるんだもんな」
一夏(それにしても…昨日のシャル…何があったんだろう)
一夏「まぁ、とりあえずシャワー浴びて…」
ラウラ『一夏!起きてるか!起きてなくてもいい!入るぞ!!』
一夏「は!!?」
<教員室 AM6:30>
一夏「シャルが出て行った…?」
千冬「あぁ」
一夏「どういうことだよ、それ!どうして!」
千冬「落ち着け!とりあえずお前には状況を話しておく。ボーデヴィッヒ、状況を説明してやれ。」
ラウラ「はっ!今朝5時半、私が起床すると隣にシャルロットの姿がなかった。ランニングか、もしくは食事を作りに行ったのか、と思っていたが、20分経っても帰ってこない。そのため、悪いとは思ったが、シャルのISの位置検索を試みた」
一夏「それで?結果は?」
ラウラ「すぐに見つかったよ。彼女の机の中でな」
一夏「え?」
ラウラ「この手紙も一緒に入っていたよ。一夏に対する懺悔も書いてあった。読むといい」手紙パス
一夏「……」
一夏(そこにはIS学園に入学した自分がいかに幸せだったかということ、そして、自分がその幸せに浸っていてはいけない人間であるかということが、淡々と書きつづられていた。まるで罪状を読むかのような苦行だ…)
(シャルの父親は未だに白式のデータの件を諦めてなかったらしい。そのため、好都合に俺と恋人になったシャルにデータを盗むように指示をした。
シャルは当然それを拒否しようとするが、彼女の父は次の謀術をシャルに話し始めた
かつて白式のデータを盗む命令を受けたシャルと俺が付き合ったことによって、白式のデータが流出したという嘘の情報を流そうというのだ。
もしその姦計が行われてしまったら管理責任者としての俺の立場が危うくなり、白式の搭乗者どころか、学園追放、下手したら公安に監視され続ける可能性があること。
それを防ぐため、自分に出来る数少ないことが学園から出ていくことしかないとも書かれていた。
最後に俺と付き合って幸せだった思い出で締めくくられていた。最後の方は紙がよれよれになっていた)
一夏「なんだよ…コレ…」
ラウラ「……シャルロットは本当にとても幸せそうだったんだ、毎日…とても…」グス
一夏「俺と付き合ったから、シャルが?」
千冬「思い上がるな」
一夏「千冬姉…」
千冬「いくらISを使えようが専用機を持とうが、貴様らは只のガキにすぎん。ガキが大人の世界に関わることなんざ許されん、その逆もまた然りだ」
一夏「………」
千冬「自分の都合でガキの付き合いに口出す大人なんぞに振り回されるほど私もこの学園も愚かではない。今からその男にそれを教えてやる」
千冬「という訳で、一夏。昨晩、デュノアがお前の部屋にいつまでいたか答えろ」
一夏「えええ!?」
千冬「どうした、何をいまさら恥ずかしがっている?」
一夏「いや、なんで?見てた?ラウラから聞いた?」
千冬「朝っぱらから女の香水の匂いをさせているのにまだとぼけるのか?で、何時までだ?」
一夏「………昨晩の3時頃までです…////」
千冬「なるほど…大してあてにならん情報だな」
一夏「なんだよ!!それ!!」
姐さん一生ついて行きます
646:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/10(土) 00:23:25.31:GXz/sEeDO山田「織斑せんせー!」ハァッハァッ
千冬「山田先生、どうでしたか?」
山田「織斑先生の読み通り、監視カメラの映像にはデュノアさんが出ていった形跡はありませんでした!」
千冬「やっぱりか」フム
一夏「どういうことだよ?」
千冬「ここは仮にも国という概念に縛られず、最新の科学技術の結晶を扱う場所だ。最終下校時刻が過ぎると自動的に最新鋭のセキュリティシステムにより完全な警護体制下に入る」
一夏「ふむふむ…」
千冬「つまり夜中一帯はセキュリティに監視されているため、
中に入ることは愚か、自由に外には出られんということだ。
ISのない小娘なら尚更な。
そして、朝、朝練等がある生徒のために一部セキュリティがようやく解除される。その時間が午前6時だ」
千冬「デュノアの事だ、その朝練の生徒に紛れて学園外へ逃亡するつもりなのだろうな
」
一夏「6時…って!今から30分前じゃないか!まだそんな時間は経ってない!」ダッ
千冬「おい!まだ話は!!」
ビャクシキ!カッ!キィイイイイイイン!!!
千冬「あのバカ…向う見ずに飛び出すとは…!ふん、まぁいい、精々頑張れよ弟」
千冬「山田先生、付近一帯の交通の規制を警察に要請してください。
そうですね…コア未調整のISの確保にご協力を、とでも言っておけばいいでしょう」
ラウラ「教官、私達にも何か!」
千冬「達?お前、何を…」
箒「申し訳ありません」
鈴「ちょっとそこで聞いちゃいました…」
セシリア「お咎めは後程いくらでも聞きます!なので!」
千冬「お前達…」
ラウラ「シャルロットは私達の大切な友人です、だから自分の達の手で取り戻したい!協力させてください…!」
千冬「まったく…馬鹿の周りには馬鹿にしか集まらんものだな…」
<同時刻・タクシー車内>
シャル(これでいい…これでいいんだ…)
運ちゃん「あれぇー?おっかしいなぁー」
シャル「?どうしたんですか?」
運ちゃん「いやさ、この時間って車の通りはあるけど普通はもっと進みいいんだよ。なんにどうして、こんな渋滞おこってるのかな?」
シャル「渋滞?どこかで事故とか…ですかね?」
運ちゃん「そんな話は聞かんがね…ラジオでもやっとらんし。ちょっと仲間に無線で聞いてみるわ」
シャル(もしかして…いやな予感するなあ…)
運ちゃん「あぁ、そう!あんがとね!」
シャル「なにか、分かりましたか?」
運ちゃん「なんでも…IS学園からの要請らしいよ?
調整してないISを間違って持っていちゃった子がいるらしくて…その子を探すためだとさ」
シャル「!!!?」
運ちゃん「ISかぁーやっぱああいうの使えるのってかなりのエリーt」
シャル「すいません!僕降ります!お釣りはいいですから!」
運ちゃん「お客さん!ちょっとお客さん!?なんだってんだよもうー…ん?本部から連絡?」
シャル(気づかれるのが早い!やっぱり手紙とか置いてくべきじゃなかったなー)タッタッ
シャル(ちょっとアレってセシリアのブルーティアーズ!?どうしてここら辺飛んでるのさ!?)
シャル(なんとか見つからずに済んだかな…とりあえずISが展開されてるんだったら開けた道は危ない…山中で時間凌ごう…)
セシリア「こちらセシリア・オルコット。先程、このタクシーを降りて行ったのはシャルロットさんで間違いないようですわ」
千冬『了解した、ご苦労。お前は引き続き巡回任務に当たってくれ』
セシリア「はい!」
セシリア(逃がしませんことよ、シャルロットさん!)
千冬「ボーデヴィッヒ、目標は恐らく山中に入った指定ルートをなるべく音を立てて回れ。篠ノ之、お前は巡回から街道を見回れ、金髪の女を絶対に見逃すな」
箒・ラウラ『了解!』
千冬「一夏、お前は山中の周辺空域を偵察だ。ボーデヴィッヒと被らないように位置を考えて行動しろ。鳳は現状を維持、国道沿いを監視だ」
一夏・鈴『了解!』
千冬「さてと」ガタッ
山田「どうしたんです?指示は?」カタカタ
千冬「これでもうデュノアは詰みだ。あとは時間の問題だな」
山田「それで、織斑先生は?」
千冬「昔なじみの悪魔と少し取引をしにな…」
束さんクル━━━(゚∀゚)━━━!?
678:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/10(土) 01:03:13.41:5ApEhF8S0シャル(なんでなんで!?どうしてさっきから逃げ道に行こうとするとラウラが邪魔するの?)
シャル(ひょっとしてもう僕の居場所に気付いてからかっているとか…?……キャラじゃないよねぇ)
ラウラ「シャルどこだ…」グスッ
シャル(ラウラ…ごめんね…)ダッ
(見つかるわけにはいかないんだ、一夏のために…僕のためにも)
シャル(行動する際に不便になるけど、今は山頂付近で待機するしか…)
ミィイイイイツゥウウウウケエエエエエエタアアアアアアアアア!!!!!!!
シャル「ん?どっかから声が?」
「見ぃいいいいいつううううけえええええたあああ!!!」
シャル「上?」
ズシーン!!!
シャル「うおおあああああ!!」ビクッ
一夏「見つけた…ようやく…見つけた」IS解除
シャル「い、ちか…」
一夏「ふぅ…いろいろ言いたいことはあるが…!こんのバカ!!」
シャル「…!!」ビクッ
シャル「だって…だって僕のせいで…一夏の人生が」
一夏「だからそれが馬鹿だって言ってるんだよ!どうして一人で抱え込もうとするんだよ!」
シャル「だって、僕は…」
一夏「だから生まれとかそんなの関係ない、俺はシャルロット・デュノアに惚れたんだ。
ISのおかげで出会えたのは確かに感謝するけどさ」
一夏「俺にとってはそんなの失うより、お前を失う方がよっぽど怖い…」
シャル「いちかぁ…」グスッ
一夏「だからさ、帰ってきてくれよ。学園にさ…お前がいないとダメなんだ、俺」ダキッ
シャル「うん…うん…!ありがとぉ…!」ギュッ
一夏「勝手にもういなくなるなよ、シャル」
シャル「うん…!もう絶対に…!絶対に…!」
セシ「はーい、そろそろよろしいですかぁー?」パチパチ
一夏「ゲッ」
シャル「」ビクゥ!!!
鈴「恋人同士の熱い抱擁ありがとうございましたー」
ラウラ「ここから先は女の友情の時間だ…男はひっこめ」
一夏「いや、出来ればもう少し…」
箒「ひっこめ」※喉元に刀の切っ先突きつけながら
セシリア「それとも…実力行使とか…?いいですわよー今の私なら未確認ISの1つや2つ落とせそうですわー」フフフフフフフ
鈴「別に今生の別れになるんじゃないだから…お願い…」
一夏「わかったよ…じゃあ、まぁ、シャル」
シャル「ふぇっ!?」
一夏「頑張れ!!」グッ※サムズアップ
シャル「え、ちょっと!?一夏!!?」
シャル「一夏ー!ちょっと待ってよ!一夏ー!!」
箒「さてと…」※4人ともIS解除
箒「色々とお前に与えたい罰はあるが…
この権限は千冬さんに譲ってしまったのでな…私達は言いたいことを言わせてもらう。
私は正々堂々と一夏をモノにする。それまで無様な真似はするな」
シャル「…うん、ごめん」
セシ「次は私ですわね。正直、ガッカリ致しました。
私が射止められなかった殿方の恋人がこんな体たらくだなんて…
そんな貴女を愛した一夏さんを、そして一夏さんを愛した私自身の無様さに腹が立ちます」
シャル「うん…」
セシリア「…まぁ、今後はそんな汚名を挽回するように頑張ってくださいまし」ファサ!
シャル「セシリア、汚名は挽回じゃなくて返上だよ…」クスクス
セシリア「ウェッ!?」(0w0)
シャル「うん、ごめんね、セシリア。名誉挽回するように頑張るよ」
鈴「次は私ね…こんなことで勝ち逃げしたつもりだなんて許さないから。
今度アイツの隣を少しでも空けたら…シャルの居場所はないと思いなさい…!」
シャル「うん、もう絶対にその席は譲らないよ…絶対に」
シャル「次は」
ラウラ「………」
シャル「ラウラ…」
ラウラ「私は、お前のことを親友だと思っていた…
ずっと軍にいて、全員良い人間だったが上官と部下しかいなかった私にとって、対等に話せる初めての友人はお前だった」
シャル「うん」
ラウラ「クラリッサから親友というのは時に自分と相手の荷物を背負いあう…上官と部下以上に強い絆で結ばれている関係だと教わった
でも、そんな関係だと思っていたのは私だけだったのか…と」
シャル「ごめんね、ラウラ…僕の荷物…背負わせなくて…でも、僕…怖かったんだ
本当のことを話したらラウラに軽蔑されるんじゃないかって…関係が崩れちゃうんじゃないかって…」
ラウラ「そんなことあるわけないだろう!」
シャル「!!」ビクッ
ラウラ「軍と戦いしか知らなかった私が、今もこうしてこの学園でいられるそれはお前のおかげだ。
デュノアの人間じゃない、お前が私を守ってくれたからここにいられる。
そんなお前に何があろうと軽蔑なんてするわけがない!
・・・・・・・あまり私を見くびるな…!」
シャル「ごめんね、ラウラ」
ラウラ「ん」ピョン※シャルの胸に飛び込む
シャル「ラウラ?」
ラウラ「“お帰り”、皆の言いたいことを代表させて言わせてもらった」ギュー
シャル「うん、ありがとうね」グスッ
<同時刻:IS学園>
千冬「そうか、上手くいったか…ご苦労、あとは私の番だな」ピッ
「で、調子はどうだ、束」
束「いんやぁ♪まさか電話線に回線繋いでハッキングとか前時代すぎて束さんキュンキュンきちゃうね♪」
千冬「私は作業の進行状況を聞いたのだが…?」
束「あー!ウェイウェイ!!その重そうな六法全書を構えるのはじゃすたもーめんとぷりぃずだよぉ!ちーちゃん♪
作業なら8割がた完了してるよん♪通話記録とか結構簡単に拾えるもんだねー」耳フリフリ
千冬「そうか…助かる」
束「あんれぇええ?ちーちゃんなにか勘違いしてない?これは等価交換だよ?
私の労働力に見合った対価を差し出さないと納得できないぁ♪」
千冬「くっ!で、対価はなんだ」
束「そうだなー次の長期休暇でちーちゃんと南の島で3泊4日のバカンスかなー」
千冬「3泊4日か…わかった…次の予定がわかり次第連絡する」
束「おっけー!交渉成立だね!じゃあお望みのデータの入ったメモリはコレだから!
それじゃあ旅行、楽しみにしてるよー♪」ロケットニノッテタイジョウ
千冬「さてと…あとは後始末をするか…」ピポパポ
千冬「お忙しいところ失礼します。私、IS学園の織斑と申しますが社長のデュノア様にお繋ぎいただけますでしょうか…
いえ、アポイントではないのですが…そうですね、白式の情報、とでもお伝えいただけれ…ば」
千冬「いつもお世話になっております。IS学園で教鞭をとらせていただいております、織斑と申します。」
千冬「先日はどうも、そちらのデュノアさんは非常に優秀な生徒さんで…えぇ…とても」
千冬「こちらとしましても、学園の治安を乱すようなことを避けていただきたいのですが。そう例えば白式のデータを盗もうだなんて真似とか…」
千冬「あー…証拠ですか、かしこまりました。少々お待ちください」ICレコーダーを受話器に近づける
千冬「いえいえ、盗聴器なんて仕掛けてませんよ。
ただ、匿名のハッカーから送られてきたんですよ、このデータが…。何事かと思いましてね。
それに本校にハッキングを仕掛けようとしたログもいくつも…これは企業協定に反する行為ですよね?」
千冬「えぇ、勿論。そんなの誰にも言うはずないじゃないですか。私だけですよ。
本校としましてもデュノア社様とはいい関係を築き上げたいですから」
千冬「要求ですか?いいですね、話が早い。
今後、本校の生徒には一切、関わらないで頂きたい。
つまらん大人の理屈で子供達の可能性を歪めるな。こちらがそちらに望むのは以上だ。
何か異論は?ないな?では交渉成立ということで…」ピッ
720:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/10(土) 02:16:41.86:5ApEhF8S0
<その後>
一夏(その後、デュノア社からシャルへの接触はなくなったらしい。千冬姉に何をやったのかと聞いたら)
千冬「話し合いだ」
一夏(と返答された。きっとこの話し合いって、俺の知ってる話し合いじゃない気がする。
日本刀とかバズーカとか、そんなのを後ろにチラつかせた交渉の場なんだろうな…)
一夏(そういえばこの一件以降、千冬姉と山田先生は仲がいい、よく2人が遊びに行く姿を見る。)
千冬「真耶、行くぞ」
山田「はいはい、今日はいつごろの織斑君とのメモリーを何回聞かせられるのかなー!」
<居酒屋>
千冬「デュノアはいい子だよー?いい子だけどさー!!」エッグエッグ
山田「はいはい、弟がいなくなるのが寂しいんですねーお姉ちゃん子だったんですものねー」
千冬「お前だけだよ…私の気持ちわかってくれるのは…!よし!今日からお姉ちゃん同盟だ!!」ヒック
山田「私、弟いませんし!!もう勘弁してー!!!」
一夏(学園生活の方も相変わらず、順風満帆だ。勉強に訓練に…青春を全力で謳歌している。
その一方で…)
一夏「なぁ、シャルー。この問題教えてくれよー」
シャル「ダメだよ、一夏。基礎は出来てるんだから、応用はまずはしっかり自分で考えないと」※ベッドの上で読書中
一夏「はぁ…シャルって最近千冬姉のスパルタ移ったんじゃないか?」
シャル「そうかな?僕はそんな自覚ないんだけど…織斑せんs…千冬さんってもっとビシバシ行く感じだと思うし」
一夏「………千冬姉に言われたからって、急に呼び方変える必要はないと思うぞ?」
シャル「でも、千冬…さんに『あと半年で私を千冬さん、もしくは千冬義姉さんと呼べるようにしろ!』なんて面と向かって言われたらねぇ…」
一夏「プライベートとフォーマルで呼び分けるのって面倒くさいぞ?大丈夫か?」
シャル「大丈夫だよ、絶対にその内自然に呼べるようになるからさ」※ベッドから立ち上がる
一夏「凄い自信だなぁ…まぁ、頑張れよ」
シャル「よいしょっと♪」※後ろから一夏を抱きしめる
一夏「うおっ!?いきなりなんだ!?////」
シャル「一夏」
一夏「ん?」
シャル「ありがとうね、大好きだよ」
おわり
おつおつ
739:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/10(土) 02:30:19.38:5ApEhF8S0
はい終わり!
シャルロッ党員によるSS終わり!!
シャルの抱き枕を見ながら愛でながら書き上げたよ
保守してくれたり、支援してくれた党員に感謝!
742:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/10(土) 02:31:22.41:c6JVvX5I0シャルロッ党員によるSS終わり!!
シャルの抱き枕を見ながら愛でながら書き上げたよ
保守してくれたり、支援してくれた党員に感謝!
乙。セカン党員だが正統派シャル√久しぶりだから本当に楽しめた。
748:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/10(土) 02:32:57.78:RzfChpeRO
おつ!
シャルはやっぱりかわいいなあ
753:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/10(土) 02:37:49.24:Iawx6Ph90シャルはやっぱりかわいいなあ
おつおつ
面白かったからよかったらまた書いてくれ
面白かったからよかったらまた書いてくれ
コメント 16
コメント一覧 (16)
余韻に浸れるSSでした 乙
シャルロッ党にはご褒美なSSなのに
特に自問自答してるとこ。僕っこ可愛い。
シャルロッ党員にはうれしかった
やっぱすばらしいなシャルは
しかしタイトルww
でも、シャル以外のヒロイン達も可愛く描かれていて、この作者さん
ISのキャラみんな好きなんだな、と、思えて仕方ありません!w
ありがとうございました!