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1 :名無しさん@おーぷん :2014/12/08(月)16:13:16 ID:PEL(主)
どうにも吐き出したくなった
書き溜めてないけど暇つぶしに聞いてくれるか?
5 :名無しさん@おーぷん :2014/12/08(月)16:17:59 ID:PEL(主)
スペック
俺 現在 28歳MARCH卒イケメンとはよく言われる。
彼女 現在26歳 可愛いかなり面白い巨乳
フェイクありだけど、ほぼ忠実
10 :名無しさん@おーぷん :2014/12/08(月)16:22:11 ID:PEL(主)
聞いてくれるとありがたいんだ。
俺と彼女は3年前の春に出会った。
仕事帰りによく1人で立寄るBARで、彼女は職場の同僚と来ていた。
俺は大学を出て某保険会社に勤めていて、配属先が関西だった。
彼女はアパレルの店員だった。
BARで見かけるのは初めてだったが、遠目からでもニコニコして明るい子だなと思った。
その時は会話もせずに終了。
13 :名無しさん@おーぷん :2014/12/08(月)16:26:53 ID:PEL(主)
その時は『また会えるといいなぁ』ぐらいに思っていた。
当時俺には社内に同期の彼女がいたが、あまり上手くは行ってなかった。
その3ヶ月後、彼女とは別れまた別の女性と付き合った。凄く尽くしてくれる女性だったが当時の俺は少し重く感じていて、付き合いも蔑ろにしていた。
新しい彼女と付き合って3ヶ月経った時、また同じBARで彼女を見かけた。顔が石原さとみに似ているから、さとみと呼ぶことにする。
15 :名無しさん@おーぷん :2014/12/08(月)16:32:39 ID:PEL(主)
勝手に語り出して申し訳ないんだが、まぁ聞いてくれよwwwww
さとみはその時、男性と2人で来ていた。その男性は顔は普通だが大手に勤めるエリートだった。俺が軽く会釈すると、その男性が話しかけてきた。
『タバコ、持ってたらくれない?』
喫煙者なので、いいですよと2本あげた。その後も男性にタバコをたかられた。さとみは男性に『自分で買ってきなよ。迷惑だよ。』と言っていた。
そして、俺の方を向き頭を下げた。
16 :名無しさん@おーぷん :2014/12/08(月)16:35:49 ID:PEL(主)
男性はさとみとは付き合っていないようだが、さとみのことを好いているようでしきりに次いつ会えるの?と聞いていた。
さとみはそれを流ながら『初めましてですよね。よく来られるんですか?』と聞いてきた。
俺は週に4日は来ると答えた。
来すぎでしよ。www
私は3ヶ月に1回くらいだよ。ww
と彼女は笑った。
笑顔が可愛いと思った。
17 :名無しさん@おーぷん :2014/12/08(月)16:40:40 ID:PEL(主)
それからまた3ヶ月くらいして、またさとみに会った。
彼女は1人で来ていて、マスターと話していた。出会いがないとボヤいていた。
俺が話しかけると、さとみは俺のことを覚えていなかったみたいで、また初めまして、と言われた。
俺は会うの3回目ですよ、と突っ込んだがさとみは思い出せないようだった。
その頃、付き合っていた彼女と別れていたけど さとみの連絡先は聞けずに終わった。
後日マスターに探りをいれると、さとみは真面目な子でモテるが中々男性と付き合わないと聞かされた。大体みんな最初のデートで終わり、二回目はないらしいと。
18 :名無しさん@おーぷん :2014/12/08(月)16:43:59 ID:PEL(主)
忙しい毎日がすぎ、俺は少し昇級して給料も増え、余裕が出てそこそこモテるようになっていた。
告白してくれたが、付き合わずにいたセフレも3人いたし、職場の同期や先輩からもモテていた。
ある日Facebookを見ていたら、さとみを見つけた。思い切って友達申請した。帰ってきた返事は『ごめんなさい(・_・;どなたですか?』だった。
19 :名無しさん@おーぷん :2014/12/08(月)16:49:16 ID:PEL(主)
俺は前に会った時のことを話した。さとみは思い出してくれたようだった。
何日かしていつものBARで飲んでいる時に、さとみにメッセージを出した。お疲れ様です。今BARにいます。と。
すぐに返信があり、さとみも来る予定だったからすぐ向かいますとのことだった。
程なくしてさとみはBARに現れ、生ビールを注文して豪快に半分飲み、『久しぶりですね。』と笑った。
その笑顔を見て俺は一目惚れだと確信した。
さとみとちゃんと話すのは初めてだったが、凄く面白くて、笑のセンスが素晴らしかった。言葉選びも面白くて頭のいい子だなと思った。
22 :名無しさん@おーぷん :2014/12/08(月)16:53:37 ID:PEL(主)
連絡先を交換して、週に2度ほど晩飯を食う仲になった。さとみは酒に強く、何でも美味しそうに食べる子だった。
休日にデートに誘った時もまるで長らくの友人と遊んでいるかのように感じられる程に楽しかった。
10回程デートした後に告白すると、『これだけ遊んでも、告白がないからとっくに友人ルートに突入したのかと思っていた』と泣いて喜ばれた。
その日、初めて手を繋いだ。
23 :名無しさん@おーぷん :2014/12/08(月)16:56:44 ID:PEL(主)
付き合ってからのさとみは、今までと変わらずいつも笑顔で、どこに行っても楽しかった。
あまりお金を使わないデートが好きらしく、さとみ手作りの弁当を持って桜を見に行ったり、川に釣りに行ったりした。さとみは料理上手で、お茶を水筒に入れて来てくれたり、見た目とは違い家庭的な子だった。
25 :名無しさん@おーぷん :2014/12/08(月)17:00:07 ID:PEL(主)
動物園に行った時はギャーギャー叫ぶ猿に対抗して5分ほど、猿の檻の前で威嚇したり、孔雀の求愛ダンスに対して『おい、必死に頑張ってくれてるんだから答えてやれよww』と下品で無邪気なはしゃぎ方をするさとみを愛しく感じた。
さとみと付き合うようになり、2ヶ月経った頃 俺は幸せの真っ只中だったが浮気をした。
26 :名無しさん@おーぷん :2014/12/08(月)17:05:51 ID:PEL(主)
ずっと面白くないかもしれんけど、読んでくれてることに感謝します。
浮気相手は職場の同僚と行った、旅行先で知り合った女の子だった。同じ旅館に泊まっていたので売店で声をかけ、その後ヤってしまった。
その子は俺に会うために何度か4時間かけて俺の住む街まで来てくれた。
俺はちっともその子を好きじゃなかったけど、ヤレるものは美味しくいただいていた。
さとみへの罪悪感は全くなかった。
しばらくして俺は短期の海外出張に行くことになった。空港へ向かうバスの待合室に、仕事途中で抜けて来たさとみは栄養ドリンクとサンドイッチを手渡してくれた。
よく出来た彼女だと思った。
28 :名無しさん@おーぷん :2014/12/08(月)17:11:36 ID:PEL(主)
出張から帰ってきて、さとみと初めて食事をした時に、さとみに『言いにくいことがあるけど聞いてほしい』と言われた。俺は咄嗟に浮気がばれたんだと思った。
しかし彼女が口にした言葉は、会社の健康診断で引っかかった。手術しなければならない。迷惑かけたくないから別れて欲しい、だった。
病名は伏せるが、命に関わるような病気ではなく疲れやすくなり、また手術後も目立つような病気だった。
俺はそんなの関係ない、別れないといった。
さとみは困惑しながらも、嬉しいです。と泣いた。
その日初めてさとみと寝た。
終わった後、さとみはまた涙を流し、私幸せだ。と泣き笑いになっていた。
それを見て浮気は辞めようと思った。
29 :名無しさん@おーぷん :2014/12/08(月)17:13:30 ID:PEL(主)
浮気は辞めたが、浮気相手からの連絡は来ていた。無視したが、『遊び相手だったの?なんで無視するの?』と連絡は止まなかった。
浮気相手は俺と付き合っていると思っていたみたいだった。
もちろん無視した。
31 :名無しさん@おーぷん :2014/12/08(月)17:19:30 ID:PEL(主)
浮気を辞めて8ヶ月経った。
俺は勤めていた会社を辞めた。
給料もよく、残業代も出て、土日祝休み。ホワイトだったのに、俺は何故か辞めた。
辞めてからさとみに話した。
さとみは笑って一緒に頑張るぞと言った。いつもこの笑顔に救われていた。
転職活動はうまくいかず、不安定な日々が続いた。
俺は地元に帰り、さとみとは遠距離になったが毎日連絡はとっていた。地元でも女遊びしていたが、お金を払っておネェちゃんと遊ぶ系だから相変わらず罪悪感なんて皆無だった。
ある日さとみと電話していると、いつもの明るいさとみの声で『何か隠してることあるよね?』と言われた。
34 :名無しさん@おーぷん :2014/12/08(月)17:27:19 ID:PEL(主)
『◯月○日、何してた?』
『◯月○日は?』
『じゃあ◯月○日、◯○にいたよね?誰といた?』
全部浮気相手と会っていた日にちだった。俺は背筋が凍った。
『ごめん』そう言うのが精一杯だった。何でばれたんだろう。。疑問だった。
『Facebookにあんたの浮気相手からメールきたよ。LINEのスクショも送られてきたよ。ふざけたことしてくれたね。』
さとみは笑っていたけど、声は震えていた。
俺は必死に謝り、今は違うと弁解したが
『一度失った信頼は取り戻せないし、人と人が一緒にいるのに1番大切なのは相手を安心させてあげて、相手に信頼してもらって、やっとお互いを尊重し合えるんだと思う。それを壊した1君とはもう一緒にいれない』と言われてしまった。
38 :名無しさん@おーぷん :2014/12/08(月)18:05:52 ID:PEL(主)
その時になって、やっと俺は気軽な気持ちで取り返しのつかないことをしてしまったんじゃないのか、と気付いた。
さとみに、別れてもいいから最後に顔を見て話したいとメールした。
『3日以内に帰って来れるなら、会う』という返信がきた。
年末年始で便が取れるか心配だったが、俺はすぐに航空券を手配して2日後にさとみの元へと向かった。
久しぶりに会ったさとみは、無表情だったが今まで見てきた彼女中で1番綺麗で可愛く思えた。こんな状態だからこそ、失いたくないと思った。
食事をしたが、さとみは終始無表情で俺の話にどうでも良さそうに相槌を打っていた。
ホテルを予約していたので、一緒に部屋に入ったが、さっさと風呂を浴びて俺から離れてさとみは寝てしまった。
夜中に目が覚めると、さとみが寝言でうなされていた。俺はさとみを抱きしめたが彼女は寝ぼけて『1君何で、何で。ふざけんなよ。クソが』と言っていた。
俺は堪らずさとみにキスをしたが、彼女は少し目を覚まし、相変わらず寝ぼけながら、1君なんてもう好きじゃないと、小さな声で呟きながら、キスを受け入れてくれた。
翌朝目を覚ましても、さとみは無表情で『何か言うことないの?』とまっすぐ俺の目をみて聞いてきた。
俺は産まれて始めて土下座して、許してくれと懇願した。
さとみはボロボロと泣きながら、許せないけどまだ好きだから一緒にいてやると言った。
39 :名無しさん@おーぷん :2014/12/08(月)18:09:15 ID:PEL(主)
そのまま、さとみの近くにいたくて転職も契約社員だがすぐに決めた。引越しを手伝ってくれたさとみは、テキパキと片付け、豪華な手料理を振舞ってくれた。
そこから俺たちはなんとなく同棲を始めた。今まで夜の営みが淡白だったさとみだか、一緒に住むようになったら物凄くエロくなった。初めてフェラをしてくれた時は下手くそだったのに、なぜだかメキメキ上達していった。
40 :名無しさん@おーぷん :2014/12/08(月)18:12:32 ID:PEL(主)
休みが合えば一日中求めてきた時もあった。
俺は何故そんなに上手くなったのかと聞くと、彼女ははにかんで笑い、内緒と言った。
ある夜、目を覚ますとさとみが泣いていた。時間は夜中の3時だった。俺は気付かないふりをして眠った。
翌朝、さとみの様子は普段通りだったので気にしないでいた。
>>次のページへ続く
1 :名無しさん@おーぷん :2014/12/08(月)16:13:16 ID:PEL(主)
どうにも吐き出したくなった
書き溜めてないけど暇つぶしに聞いてくれるか?
5 :名無しさん@おーぷん :2014/12/08(月)16:17:59 ID:PEL(主)
スペック
俺 現在 28歳MARCH卒イケメンとはよく言われる。
彼女 現在26歳 可愛いかなり面白い巨乳
フェイクありだけど、ほぼ忠実
10 :名無しさん@おーぷん :2014/12/08(月)16:22:11 ID:PEL(主)
聞いてくれるとありがたいんだ。
俺と彼女は3年前の春に出会った。
仕事帰りによく1人で立寄るBARで、彼女は職場の同僚と来ていた。
俺は大学を出て某保険会社に勤めていて、配属先が関西だった。
彼女はアパレルの店員だった。
BARで見かけるのは初めてだったが、遠目からでもニコニコして明るい子だなと思った。
その時は会話もせずに終了。
13 :名無しさん@おーぷん :2014/12/08(月)16:26:53 ID:PEL(主)
その時は『また会えるといいなぁ』ぐらいに思っていた。
当時俺には社内に同期の彼女がいたが、あまり上手くは行ってなかった。
その3ヶ月後、彼女とは別れまた別の女性と付き合った。凄く尽くしてくれる女性だったが当時の俺は少し重く感じていて、付き合いも蔑ろにしていた。
新しい彼女と付き合って3ヶ月経った時、また同じBARで彼女を見かけた。顔が石原さとみに似ているから、さとみと呼ぶことにする。
15 :名無しさん@おーぷん :2014/12/08(月)16:32:39 ID:PEL(主)
勝手に語り出して申し訳ないんだが、まぁ聞いてくれよwwwww
さとみはその時、男性と2人で来ていた。その男性は顔は普通だが大手に勤めるエリートだった。俺が軽く会釈すると、その男性が話しかけてきた。
『タバコ、持ってたらくれない?』
喫煙者なので、いいですよと2本あげた。その後も男性にタバコをたかられた。さとみは男性に『自分で買ってきなよ。迷惑だよ。』と言っていた。
そして、俺の方を向き頭を下げた。
16 :名無しさん@おーぷん :2014/12/08(月)16:35:49 ID:PEL(主)
男性はさとみとは付き合っていないようだが、さとみのことを好いているようでしきりに次いつ会えるの?と聞いていた。
さとみはそれを流ながら『初めましてですよね。よく来られるんですか?』と聞いてきた。
俺は週に4日は来ると答えた。
来すぎでしよ。www
私は3ヶ月に1回くらいだよ。ww
と彼女は笑った。
笑顔が可愛いと思った。
17 :名無しさん@おーぷん :2014/12/08(月)16:40:40 ID:PEL(主)
それからまた3ヶ月くらいして、またさとみに会った。
彼女は1人で来ていて、マスターと話していた。出会いがないとボヤいていた。
俺が話しかけると、さとみは俺のことを覚えていなかったみたいで、また初めまして、と言われた。
俺は会うの3回目ですよ、と突っ込んだがさとみは思い出せないようだった。
その頃、付き合っていた彼女と別れていたけど さとみの連絡先は聞けずに終わった。
後日マスターに探りをいれると、さとみは真面目な子でモテるが中々男性と付き合わないと聞かされた。大体みんな最初のデートで終わり、二回目はないらしいと。
18 :名無しさん@おーぷん :2014/12/08(月)16:43:59 ID:PEL(主)
忙しい毎日がすぎ、俺は少し昇級して給料も増え、余裕が出てそこそこモテるようになっていた。
告白してくれたが、付き合わずにいたセフレも3人いたし、職場の同期や先輩からもモテていた。
ある日Facebookを見ていたら、さとみを見つけた。思い切って友達申請した。帰ってきた返事は『ごめんなさい(・_・;どなたですか?』だった。
19 :名無しさん@おーぷん :2014/12/08(月)16:49:16 ID:PEL(主)
俺は前に会った時のことを話した。さとみは思い出してくれたようだった。
何日かしていつものBARで飲んでいる時に、さとみにメッセージを出した。お疲れ様です。今BARにいます。と。
すぐに返信があり、さとみも来る予定だったからすぐ向かいますとのことだった。
程なくしてさとみはBARに現れ、生ビールを注文して豪快に半分飲み、『久しぶりですね。』と笑った。
その笑顔を見て俺は一目惚れだと確信した。
さとみとちゃんと話すのは初めてだったが、凄く面白くて、笑のセンスが素晴らしかった。言葉選びも面白くて頭のいい子だなと思った。
22 :名無しさん@おーぷん :2014/12/08(月)16:53:37 ID:PEL(主)
連絡先を交換して、週に2度ほど晩飯を食う仲になった。さとみは酒に強く、何でも美味しそうに食べる子だった。
休日にデートに誘った時もまるで長らくの友人と遊んでいるかのように感じられる程に楽しかった。
10回程デートした後に告白すると、『これだけ遊んでも、告白がないからとっくに友人ルートに突入したのかと思っていた』と泣いて喜ばれた。
その日、初めて手を繋いだ。
23 :名無しさん@おーぷん :2014/12/08(月)16:56:44 ID:PEL(主)
付き合ってからのさとみは、今までと変わらずいつも笑顔で、どこに行っても楽しかった。
あまりお金を使わないデートが好きらしく、さとみ手作りの弁当を持って桜を見に行ったり、川に釣りに行ったりした。さとみは料理上手で、お茶を水筒に入れて来てくれたり、見た目とは違い家庭的な子だった。
25 :名無しさん@おーぷん :2014/12/08(月)17:00:07 ID:PEL(主)
動物園に行った時はギャーギャー叫ぶ猿に対抗して5分ほど、猿の檻の前で威嚇したり、孔雀の求愛ダンスに対して『おい、必死に頑張ってくれてるんだから答えてやれよww』と下品で無邪気なはしゃぎ方をするさとみを愛しく感じた。
さとみと付き合うようになり、2ヶ月経った頃 俺は幸せの真っ只中だったが浮気をした。
26 :名無しさん@おーぷん :2014/12/08(月)17:05:51 ID:PEL(主)
ずっと面白くないかもしれんけど、読んでくれてることに感謝します。
浮気相手は職場の同僚と行った、旅行先で知り合った女の子だった。同じ旅館に泊まっていたので売店で声をかけ、その後ヤってしまった。
その子は俺に会うために何度か4時間かけて俺の住む街まで来てくれた。
俺はちっともその子を好きじゃなかったけど、ヤレるものは美味しくいただいていた。
さとみへの罪悪感は全くなかった。
しばらくして俺は短期の海外出張に行くことになった。空港へ向かうバスの待合室に、仕事途中で抜けて来たさとみは栄養ドリンクとサンドイッチを手渡してくれた。
よく出来た彼女だと思った。
28 :名無しさん@おーぷん :2014/12/08(月)17:11:36 ID:PEL(主)
出張から帰ってきて、さとみと初めて食事をした時に、さとみに『言いにくいことがあるけど聞いてほしい』と言われた。俺は咄嗟に浮気がばれたんだと思った。
しかし彼女が口にした言葉は、会社の健康診断で引っかかった。手術しなければならない。迷惑かけたくないから別れて欲しい、だった。
病名は伏せるが、命に関わるような病気ではなく疲れやすくなり、また手術後も目立つような病気だった。
俺はそんなの関係ない、別れないといった。
さとみは困惑しながらも、嬉しいです。と泣いた。
その日初めてさとみと寝た。
終わった後、さとみはまた涙を流し、私幸せだ。と泣き笑いになっていた。
それを見て浮気は辞めようと思った。
29 :名無しさん@おーぷん :2014/12/08(月)17:13:30 ID:PEL(主)
浮気は辞めたが、浮気相手からの連絡は来ていた。無視したが、『遊び相手だったの?なんで無視するの?』と連絡は止まなかった。
浮気相手は俺と付き合っていると思っていたみたいだった。
もちろん無視した。
31 :名無しさん@おーぷん :2014/12/08(月)17:19:30 ID:PEL(主)
浮気を辞めて8ヶ月経った。
俺は勤めていた会社を辞めた。
給料もよく、残業代も出て、土日祝休み。ホワイトだったのに、俺は何故か辞めた。
辞めてからさとみに話した。
さとみは笑って一緒に頑張るぞと言った。いつもこの笑顔に救われていた。
転職活動はうまくいかず、不安定な日々が続いた。
俺は地元に帰り、さとみとは遠距離になったが毎日連絡はとっていた。地元でも女遊びしていたが、お金を払っておネェちゃんと遊ぶ系だから相変わらず罪悪感なんて皆無だった。
ある日さとみと電話していると、いつもの明るいさとみの声で『何か隠してることあるよね?』と言われた。
34 :名無しさん@おーぷん :2014/12/08(月)17:27:19 ID:PEL(主)
『◯月○日、何してた?』
『◯月○日は?』
『じゃあ◯月○日、◯○にいたよね?誰といた?』
全部浮気相手と会っていた日にちだった。俺は背筋が凍った。
『ごめん』そう言うのが精一杯だった。何でばれたんだろう。。疑問だった。
『Facebookにあんたの浮気相手からメールきたよ。LINEのスクショも送られてきたよ。ふざけたことしてくれたね。』
さとみは笑っていたけど、声は震えていた。
俺は必死に謝り、今は違うと弁解したが
『一度失った信頼は取り戻せないし、人と人が一緒にいるのに1番大切なのは相手を安心させてあげて、相手に信頼してもらって、やっとお互いを尊重し合えるんだと思う。それを壊した1君とはもう一緒にいれない』と言われてしまった。
38 :名無しさん@おーぷん :2014/12/08(月)18:05:52 ID:PEL(主)
その時になって、やっと俺は気軽な気持ちで取り返しのつかないことをしてしまったんじゃないのか、と気付いた。
さとみに、別れてもいいから最後に顔を見て話したいとメールした。
『3日以内に帰って来れるなら、会う』という返信がきた。
年末年始で便が取れるか心配だったが、俺はすぐに航空券を手配して2日後にさとみの元へと向かった。
久しぶりに会ったさとみは、無表情だったが今まで見てきた彼女中で1番綺麗で可愛く思えた。こんな状態だからこそ、失いたくないと思った。
食事をしたが、さとみは終始無表情で俺の話にどうでも良さそうに相槌を打っていた。
ホテルを予約していたので、一緒に部屋に入ったが、さっさと風呂を浴びて俺から離れてさとみは寝てしまった。
夜中に目が覚めると、さとみが寝言でうなされていた。俺はさとみを抱きしめたが彼女は寝ぼけて『1君何で、何で。ふざけんなよ。クソが』と言っていた。
俺は堪らずさとみにキスをしたが、彼女は少し目を覚まし、相変わらず寝ぼけながら、1君なんてもう好きじゃないと、小さな声で呟きながら、キスを受け入れてくれた。
翌朝目を覚ましても、さとみは無表情で『何か言うことないの?』とまっすぐ俺の目をみて聞いてきた。
俺は産まれて始めて土下座して、許してくれと懇願した。
さとみはボロボロと泣きながら、許せないけどまだ好きだから一緒にいてやると言った。
39 :名無しさん@おーぷん :2014/12/08(月)18:09:15 ID:PEL(主)
そのまま、さとみの近くにいたくて転職も契約社員だがすぐに決めた。引越しを手伝ってくれたさとみは、テキパキと片付け、豪華な手料理を振舞ってくれた。
そこから俺たちはなんとなく同棲を始めた。今まで夜の営みが淡白だったさとみだか、一緒に住むようになったら物凄くエロくなった。初めてフェラをしてくれた時は下手くそだったのに、なぜだかメキメキ上達していった。
40 :名無しさん@おーぷん :2014/12/08(月)18:12:32 ID:PEL(主)
休みが合えば一日中求めてきた時もあった。
俺は何故そんなに上手くなったのかと聞くと、彼女ははにかんで笑い、内緒と言った。
ある夜、目を覚ますとさとみが泣いていた。時間は夜中の3時だった。俺は気付かないふりをして眠った。
翌朝、さとみの様子は普段通りだったので気にしないでいた。
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