347: リアル厨房 2007/07/21 19:47:45 ID:7MwuhRj7
2月某日祖父が氏んだ。   
祖父はペット(犬)の散歩に行って帰ってきて軽トラのタイヤを交換しているときに倒れた。     
倒れる前に俺に行った言葉は「○○(俺の名前)、今日夜間の部活あるのか?」だった。                
その言葉を俺に言った45分後に祖父が倒れた。                                         俺はその頃部屋でテレビを見ていた。                   
倒れた数十分後に母が病院に通報した。         
病名は癌だったがもう遅かったらしい。    
次の日の夜、見舞いに行ったら昼寝をしているかと思うほど綺麗な顔で寝ていた。                         呼吸の様子がおかしく、もう駄目らしいと俺でも感じられるほどだった。 
その後兄と姉と俺で祖父に握手した後帰った。 
そのときは不思議に悲しくなんか無かった。 
次の日の朝にはもう既に葬式の容易をしていて俺は戸惑った。 
何も分からぬまま母に「学校に行け」と言われたので学校に行った。 
その日はテストの日だった。 
テストが終わった後の些細な時間に俺は泣いた。 
帰ったら親戚がもう既に家にいた。 
その後一気に涙が溢れ出した。 
俺は泣いて泣いて泣きまくった。 
その後俺は祖父との思い出を脳裏に蘇らせた。 
俺がうるさいと言いまくってたら悲しそうな顔をしていた祖父、 
5歳のとき俺がカップ麺を作ろうとして火傷して俺の代わりに祖父が怒られたこと。 
全てが祖父に対しては迷惑だったと思う。 
だけどその全てが俺の祖父との思い出だ。そして俺は祖父からの人生最後の言葉を忘れることは無いだろう。 

 
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その言葉とは「○○今日部活はあるのか?」だ



 
引用元: 【泣ける話】