世界初の実用的電話の発明で知られている、アレクサンダー・グラハム・ベル(1847-1922年)の肉声が1世紀以上もの時を超え、今蘇った。
蘇ったベルの肉声は、1885年4月15日にろうで覆われたボール紙のディスクに録音されたもので、ローレンス・バークレー国立研究所が、ディスクの溝から情報を読み取るなどした結果、復元することに成功したという。 今生きていれば166歳になるグラハム・ベルの38歳当時の肉声はこんな感じ
このディスクはスミソニアン国立アメリカ歴史博物館に所蔵されていたが、以前の音声再生技術では再生することが叶わず、「いつの日かきっと!」という思いで、博物館は安全に保管していたという。
保存されていたベルの肉声が入ったディスク
ディスクには「これが私の声だ。アレクサンダー・グラハム・ベル」と本人の声が入っていたほか、「3ドル50セント」「7ドル29セント」などの数字を読み上げた音声も収録されていた。このため同博物館のカーリーン・スティーブンスさんは、ベルは録音機をビジネスに利用しようとしていたのではないかと指摘している。
via:.dailymail・reuters
前にコネタとして、グラハム・ベルは、「電話でのあいさつはハロー!"hello!"ではなく、アホイ!"ahoy!"と言って欲しかった。」という海外情報を紹介したことがあるが、このディスクにはハローもアホイも入っていなかったのがちょっと心残りだったね。
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コメント
1. 匿名処理班
ベル!俺だ!久しぶりに会えたね!
2. 匿名処理班
劣化したCDみたいな外見で驚き
3. 匿名処理班
ベルと言えばヘレン・ケラーとサリバン先生の中を取り持った人だな
4. 匿名処理班
ベルはただ者じゃないよ
ルピナス見るたびにそう思う
5. 匿名処理班
えっとつまりこの録音機もベルさんが発明したものなのかい?
6. 匿名処理班
割れたり、傷がついてターンテーブルでは再生できないレコードを
顕微鏡のようなもので溝を読み取って音声として復元するサービスは結構前からあったよね。
7. 匿名処理班
> このディスクはスミソニアン国立アメリカ歴史博物館に所蔵されていたが、以前の音声再生技術では再生することが叶わず、「いつの日かきっと!」という思いで、博物館は安全に保管していたという。
音声のコールドスリープ…!