国際リニアコライダーの仕組みを日本の女子高生らがミュージカル風に演出「脊振ILCハイスクール！」

　素粒子物理学の巨大実験研究施設 ILC（国際リニアコライダー）の仕組みを、早稲田大学系属　早稲田佐賀中学校・高等学校の学生たちがミュージカル風に説明した映像『脊振IL-Cハイスクール！』が海外サイトに紹介されていた。 　国際リニアコライダー（ILC）とは、超高エネルギーの電子・陽電子の衝突実験をおこなうため、現在、国際協力によって設計開発が推進されている将来加速器計画のこと。この映像は、九州におけるILC計画実現に向けて、福岡県と佐賀県が共同で、候-補地である「脊振」と「ILC」というキーワードを、世界中に周知するために制作したという。 　実際にYOUTUBEのコメント欄では、海外からの書き込みがほとんどで、この曲をダウンロードしたい！とかWTFだけど面白いとか、おおむね好評のようだ。ただし日本語でわからないという人も結構いるようだから、世界に向けての発信なら、是非英語バージョンの方も期待してみたいところだね。あとスペイン語よろしくとかも書いてあったな。

▼あわせて読みたい
世界の物理学者が探し続けた「神の粒子」、ついに発見？


地球をビッグバン直後の状態にする「大型ハドロン衝突型加速器」可動まであと１３日


旧ソ連の遺物、ロシアのハドロンコライダー（粒子加速器）廃墟