犬に学ぶ、猫と仲良くなる方法「まずは腹を割ろうぜ」

　人間が動物に学ぶことは多い。彼らは複雑に考えることなく、ナチュラルに生きるための最良の方法を知っている。

　この犬は猫と仲良くなりたかったようだ。猫は犬に警戒心を少しもっているようだが、犬の「まずは腹を割るから」的な態度が、猫の心を開いたようだ。 Давай играться, вместе валяться

猫と仲良く遊びたかった犬のとった行動●

　最初の場面は、犬と猫が路上で出会ったところからはじまる。猫は犬に対し少し警戒心を持っているようだ。

　猫が立ったまましっぽを左右にゆっくり動かしている。これは、見慣れない物に遭遇した時に良く見せる仕草だ。「こいつニャンだ？」と警戒しながらも、興味を持って観察している。 　すると犬は上体を落とし、猫と同じ目線になるポーズをとった。「敵じゃないよ、怖くないよ」とジェスチャーで示しているようだ。 　そして伝家の宝刀「腹出し」をはじめる。猫にお腹を見せ、「君に自分のすべてをさらけ出すよ、ほら見て！仲間になろうよ」のアピールを始めた。

　犬の一連の行動を見ていた猫は、犬が敵じゃないことを理解したようだ。そして一緒に遊びたがっていることも。

　犬を受け入れた猫は、自分もゴロリと横たわりお腹を見せつつ犬とじゃれはじめた。 　犬は相手の目線にあわせ、自分をさらけ出すことで猫に受け入れてもらうことができたようだ。

　人間界にも「腹を割る」という言葉があるが、信頼関係を結ぶには、やはりお互いに本音でぶつかり合うのが大事なんだね。そして相手の目線に立つことも。また動物から生き方を教わっちゃったわ。

追記：（2023/01/15)本文を一部訂正して再送します。
written by parumo
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