さてそんな中、イギリス・ウェールズのシーサイドタウンで、野生の山羊の大群が街を占拠したようだ。
人気がいなくなった通りにわさわさと120頭も出現した山羊たちは、町の生垣で自由にランチを楽しんでいるようだ。
封鎖中の町に野生の山羊の群れが出現
ウェールズ北部のシーサイドタウン、スランディドノ近郊の岬には、野生の山羊が生息しているが、普段は山に住んでいることから、人間の住む町には姿を現すことなどこれまではほとんどなかった。ところが、ロックダウン(封鎖)中で人気がなくなった町中に約120頭もの山羊の群れが出現した。
最初に山羊たちが姿を見せたのは、3月27日の夜のことだったという。町のトリニティスクエアという場所にあるパブに住むアンドリュー・スチュアートさんは、すぐ外の生け垣を食べている山羊の群れを見て、すぐに動画を撮影した。
I think I just got a group of goats in Llandudno arrested.
— Andrew Stuart (@AndrewStuart) March 27, 2020
Let me explain... first, I saw this from inside a dark pub (the one I live in currently). I thought I was seeing things. So I took some video: pic.twitter.com/RtxYG6htLC
その後、念のためにと警察に通報したが、警察もなす術がなかったそうだ。So I decided to see what was going on. They stopped on Trinity Square, and decided the hedges there looked very tasty (tbf, they probably are if you’re a goat 🐐) pic.twitter.com/Sz7WnoQGsd
— Andrew Stuart (@AndrewStuart) March 27, 2020
山羊の群れ、翌日に再び町中に現れる
どうやら山羊たちは、人間が姿を見せない町がすっかり気に入ったようだ。翌日も、そのまた翌日も山羊は集団で山から現れ、生け垣をおいしそうに食べては境界の墓地で昼寝をするなど、まったりとくつろいでいたという。Can’t believe I’m writing this... they’re back (again) pic.twitter.com/fwMLPa53ue
— Andrew Stuart (@AndrewStuart) March 30, 2020
こうやってまたツイートしているのが信じれれない。また山羊たちは戻って来たぞ。
その様子を、数日にわたりスチュアートさんは撮影して自身のTwitterでシェア。I, for one, welcome our new goat overlords pic.twitter.com/Fk5x6XaCLM
— Andrew Stuart (@AndrewStuart) March 30, 2020
🐐🚨 Monday goat update: they’re back. Again. And they dgaf. (H/t @86_leroy) pic.twitter.com/KoUmv08y59
— Andrew Stuart (@AndrewStuart) March 30, 2020
I think I am now the man who stares at goats (in the middle of the road) pic.twitter.com/Ptzh0zY5UC
— Andrew Stuart (@AndrewStuart) March 30, 2020
山羊たちは、堂々と町を徘徊している。
この町はまるで人間から山羊へと主導権が移ったかのようだ。They definitely dgaf 🐐 pic.twitter.com/W2BjKCjKhw
— Andrew Stuart (@AndrewStuart) March 30, 2020
とは言えまだ完全に支配下になっているわけではなく、周囲を警戒することは怠らない。「だるまさんがころんだ」のように止まっては動く。
外出制限されているユーザーらの中には、度々更新されるスチュアートさんの山羊の動画を楽しみにしている者もおり、Twitterには「面白い。ずっと更新続けて」「完全に町を占拠してるね。退治するには、やっぱりゴー(ス)トバスターズの出番が必要かな」といった声も寄せられている。This shows what it’s all about. They’re scared of me (a human) in this. They don’t like people. They usually only come down from the Great Orme when it’s windy, and only the back streets at the top of Mostyn Street. Now lockdown means it’s empty, they’re going further than ever. pic.twitter.com/roZpNm61Qh
— Andrew Stuart (@AndrewStuart) March 30, 2020
人間の外出制限がいつまで続くかはわからないが、山羊は賢い生き物だ。気が付いたらこの町は完全に山羊が支配していて、主権を取り返すのに山羊と人間の代表が交渉...なんてストーリーが思い浮かんだりしたり。And they mean business this time #goats #llandudno pic.twitter.com/8PORNufdp2
— Andrew Stuart (@AndrewStuart) March 31, 2020
References:Andrew Stuart/Twitterなど / written by Scarlet / edited by parumo
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コメント
1. 匿名処理班
山羊「この生垣ウメェ〜」
2. 匿名処理班
まさにゴー(ス)ト・タウン
3. 匿名処理班
ゴート族の移動か
4. 匿名処理班
こういうの汚いし感染を助長するだろうし追い払わないとダメだろう
のんきすぎる
5. 匿名処理班
故ダイアナ元妃のご実家
初代は、元山羊飼いだったのを
思い出した
6.
7. 匿名処理班
こういう時のために人類は犬を飼うようになったのだろうに、現代の犬はまるっきり愛玩動物だからなぁ
8. 匿名処理班
前っから「目が怖い連中だな〜」と思ってた。
9.
10. 匿名処理班
ゴートシミュレーターの時代が来るとは…
11. 匿名処理班
人間が外出しなくてもいいように植木を剪定し芝を刈ってくれる神動物だぞ
12. 匿名処理班
芝刈り要らずなのだけは良かったじゃないか
まぁ食って欲しくない物も食われるし落とし物もタンマリ有るだろうけどさ
13. 匿名処理班
???「さあ、無に還ろう」
14. 匿名処理班
>>8
某動物のお医者さんの作中では、羊を指して
「横たわる三日月」と恐れられてましたね
瞳孔が縦じゃなくて横なんですよ、山羊も羊も
15. 匿名処理班
一回丸焼き食ったな〜
16. 匿名処理班
まあ強盗がはいるよりはゴートの方がマシかな
17. 匿名処理班
ところ構わず糞尿しまくり、ところ構わず葉っぱ食べまくり
18. 匿名処理班
奈良県民なら「まあ、普通だよね」とか言うんだろうか?w
19. 匿名処理班
>>18
元奈良市民だけど全く驚かない。
ああ、鹿もヤギも似たようなものだなと思った。
20. 匿名処理班
※5
スチュワート朝は語源からすると豚小屋の番人かな
21. 匿名処理班
葉物が豊富なウチはいいでしょうけれど雑食なのでBSEなどの原因になりなねないヒト残飯やペットフードを口にしないか心配
コロナ拾って行って変異…はどうなんだろう可能性の高低ではかれることではないのでしょうけれど
たがいに距離をおける工夫ができるといいですね
22. 匿名処理班
元の生活に戻って人がいたとしても、奈良みたいに共存できるといいね。
23. 匿名処理班
※16
私は評価する
24. 匿名処理班
>>19
奈良ってすごいな 四六時中鹿じゃん
25. 匿名処理班
動画に映る人が防寒着着てる様子もないし、もう山には若葉もありそうだけど…
山の草より生け垣や芝生のほうが美味しいってことかな?
26. 匿名処理班
動物→ヒト感染が確認されてるのだから和んでばかりもいられないよな
27. 匿名処理班
※4
人間にとって一番汚くて感染を助長する生物は人間だぞ
その理屈なら真っ先に人間を駆除しないとな