記事元:何を書いても構いませんので@生活全般板 1054
https://medaka.5ch.net/test/read.cgi/kankon/1576846296/406
406 おさかなくわえた名無しさん sage 2019/12/22(日) 22:50:12.25 ID:sVGPxcvg
ちょっと思い出したんで
婚約したころ大学の元同級生たちと飲んだんだけど、俺が結婚することを伝えた
とたんにお祝いの会に様変わりして、 これで独身も終わりだ~ とかいって
喚きながら飲み続けた
4軒くらいだったかでママさんに閉店を告げられたときは俺とひとりかふたりだけで
全員泥酔状態で、やっと会計をすませて店をでた
エレベーターホールから外に出ようとしたらどういうわけか俺と先ほどの店の
ママさんが肩を寄せてお互いに背に手をまわしながらヨタヨタ歩いてるのに
気が付いた
https://medaka.5ch.net/test/read.cgi/kankon/1576846296/406
406 おさかなくわえた名無しさん sage 2019/12/22(日) 22:50:12.25 ID:sVGPxcvg
ちょっと思い出したんで
婚約したころ大学の元同級生たちと飲んだんだけど、俺が結婚することを伝えた
とたんにお祝いの会に様変わりして、 これで独身も終わりだ~ とかいって
喚きながら飲み続けた
4軒くらいだったかでママさんに閉店を告げられたときは俺とひとりかふたりだけで
全員泥酔状態で、やっと会計をすませて店をでた
エレベーターホールから外に出ようとしたらどういうわけか俺と先ほどの店の
ママさんが肩を寄せてお互いに背に手をまわしながらヨタヨタ歩いてるのに
気が付いた
友人たちはいない ホールをでて雑居ビルのコーナーを廻って裏路地に入り込んで
先を見通せば、薄暗がりに白い光を放つ看板がチラチラと並んでいた
酔った頭で年上の女性の体の感触を感じながらそういうことになるんかな、と
千鳥足を続けた
そのときふらついたせいで、道路わきのビルのエントランスの壁に手をついた
とたんに周囲にけたたましいベルの音が響き渡って一瞬で熱に浮かれていたのが
我に返った
俺は壁に手をついたときに火災報知器のボタンを押してしまっていた
なんとか火災報知器のボタンを引き抜いて、お互い気まずい顔を見合わせて
その場から別々に逃げ出した
以来、長年嫁と暮らしているが嫁を裏切るようなことをせずに暮らせてこれた
あの火災報知器のおかげで、人を裏切る辛さやうしろめたさを感じることなく
嫁の顔を正面からみて生きてこられた
あの偶然に感謝している
旅とごはんと終末世界 3巻 (デジタル版ガンガンコミックス)
CITY HUNTER外伝 伊集院隼人氏の平穏ならぬ日常 3
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先を見通せば、薄暗がりに白い光を放つ看板がチラチラと並んでいた
酔った頭で年上の女性の体の感触を感じながらそういうことになるんかな、と
千鳥足を続けた
そのときふらついたせいで、道路わきのビルのエントランスの壁に手をついた
とたんに周囲にけたたましいベルの音が響き渡って一瞬で熱に浮かれていたのが
我に返った
俺は壁に手をついたときに火災報知器のボタンを押してしまっていた
なんとか火災報知器のボタンを引き抜いて、お互い気まずい顔を見合わせて
その場から別々に逃げ出した
以来、長年嫁と暮らしているが嫁を裏切るようなことをせずに暮らせてこれた
あの火災報知器のおかげで、人を裏切る辛さやうしろめたさを感じることなく
嫁の顔を正面からみて生きてこられた
あの偶然に感謝している
旅とごはんと終末世界 3巻 (デジタル版ガンガンコミックス)
CITY HUNTER外伝 伊集院隼人氏の平穏ならぬ日常 3