349 名前:このスレ見てたら思い出した。[ ] 投稿日:02/05/02(木) 04:35 ID:???
去年の夏。
飼っていたハムスターに腫瘍が出来て、手術したのを引き取りにいった時だった。
病院に入る前はカンカン照りの青空だったんだけど、出てくる時には
すっごいどしゃぶりの雨。どう見ても通り雨じゃない。天気予報を呪った。
でも、病院の中で待とうか?とも思ったけどイパーイでとても居られそうに無い。
でも外に出るにも術後のハムを雨に濡らすなんて冗談じゃない。
しかたないから着ていた男物のサマーセーターのお腹でハムゲージをくるみ
10m程離れた小さなラーメン屋さんの軒下を借りてタクシーを待つ事にした。
そこに移動した私はすでにびしょ濡れ。5分程たったがタクシーは来ず。
すると、出前から帰ってきたと思われるおじちゃんが店の前に来た。
慌てて「すみません、タクシー来るまでちょっと居させて貰えないでしょうか?」
と言った所「それは全然かまいませんけど…?」(お腹の中のハムゲージwを見る)
事情を説明すると、おじちゃんは店の中に入りなさいと言ってくれてタオルをくれた。
そしてありがたくゲージをタオルで拭いていたら、いつの間にか外に出ていた
おじちゃんが「タクシーきたよ」 
おじちゃんは、タオルを貸してくれただけでなく、どしゃ降りの中道路に立って
タクシーを止めてくれたのである。浸水した道路に居たおじちゃんの足元びしょ濡れ。
そして相合傘でタクシーまで送ってくれた。
愛しのハムが病気になって落ち込んでただけに、その優しさに泣きそうになった。
あの時のおじちゃん、ほんとにありがとう。
ハムは寿命で死んじゃったけど、あの出来事はいまだに忘れられません。
今度あのお店にラーメン食べに行ってみようかな…。
超文スマソ。思い出してまたチョトホローリ


392 名前:長文スマソ[sage] 投稿日:02/05/19(日) 07:26 ID:???
>>349です。
翌日行ったのですが、ラーメン屋さん開いてませんでした。
しかたないからその日はすごすご帰り、それからずっと細々と色々あったので
行きそびれていました。その気になればすぐいけるさ。と思っていたため
報告するのがこんなに遅くなってしまいました。ゴメソです。
ですがついに昨日(日付変わったのですでに一昨日)やっと行けました。
でも、おじちゃんは全くその事を覚えていませんでした(w 
当然と言えば当然。かなーり前の出来事ですもんね。
それでも遅くなったけどこんな理由でお礼を言いがてら来たといったら
すごく喜んでくれて、半ラーメン&餃子代ご馳走してくれようとしました。
あまりに申し訳ないので、あの時のお礼を兼ねて本当に払わせてくださいと言ったのに
全く聞いてくれなくて、どうせ出すならそのお金をコンビニなんかにある募金箱に
入れてくれと言われたので、その通りにしました。改めて良い人だー。もう涙ぼろぼろでした。
あ、後私には父親が居ないので、なんだか父と言う暖かみに初めて接したような
気持ちがしました。なんで泣いたのかいまだに分からないけど。
でも、これからは近くに行く用事があったらかならず寄るつもりです。
おじちゃんもいつでも来いと言ってくれてます。
なんだか親友みたいな親戚みたいな…不思議な関係が出来た感じです。
変な関係だけど、妙に心?が暖かい感じです。





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