405 名前:おさかなくわえた名無しさん[sage] 投稿日:04/11/30 14:27:19 ID:upCUGjTQ
別れた彼氏と偶然会い、近くの公園でポツポツと喋った。
婚約者が出来た事、
向こうも好きな人が出来て今アタック中な事、近況を語り合った。
雪が積もってきていた。
「寒いね」
「ああ」
会話に距離感を感じて、そこでやっとあの頃から時間は進んでいたのだと
実感できた気がした。
白い吐息を吐きながら
「じゃ。幸せにな」
と去っていく後ろ姿を見ていたら、
ふと別れた頃もこうして雪の積もる中話していたことを思い出した。
あの頃は、「寒い」と言うと黙ってマフラーを貸してくれたっけ。
そう思ったら、涙がポロポロ出てきた。
帰り道コートに顔を埋めるようにして歩いていたら、
あの人の移り香が鼻腔をついてまた前が見えなくなった。
別れた彼氏と偶然会い、近くの公園でポツポツと喋った。
婚約者が出来た事、
向こうも好きな人が出来て今アタック中な事、近況を語り合った。
雪が積もってきていた。
「寒いね」
「ああ」
会話に距離感を感じて、そこでやっとあの頃から時間は進んでいたのだと
実感できた気がした。
白い吐息を吐きながら
「じゃ。幸せにな」
と去っていく後ろ姿を見ていたら、
ふと別れた頃もこうして雪の積もる中話していたことを思い出した。
あの頃は、「寒い」と言うと黙ってマフラーを貸してくれたっけ。
そう思ったら、涙がポロポロ出てきた。
帰り道コートに顔を埋めるようにして歩いていたら、
あの人の移り香が鼻腔をついてまた前が見えなくなった。
どんだけ体臭きついのその男。